

海でお宝発掘作業
某月某日 いつものA店(28個交換)へ。ここ数日は導入時よりも釘状態が良くなった『大海4SP』を打っているのだが、なかなか良台にありつけず迷走状態。前日に打った回転率23.6(1390個計算)が今までの最高回転率という体たらく…。で、今日はその据え置き狙い。だが、まあ普通に釘状態が悪化。そんなわけで次の候補台を。導入直後の試し打ちメモによると、ステージ性能は良くも悪くもないありがちな台。今のような釘状態の良い時に長時間打って今度は「デキ」を確かめていく。これがいわゆるジグマ的な作業だ。
かくしてある程度腰を据えて打つつもりで実戦をスタートしたのだが、どうにも回転率が低調。最初の1万円で192回転…。まあ下ムラと信じて続行するも、2万円目で412、3万円目で621回と低空飛行。さすがにもうダメかなと思うも、すでに遊タイム機ゆえにヤメられない回転数。遊タイム機あるあるというか、こういうパターン多いよな。ヤメたい時にヤメられないってムカつく。結局この台は遊タイムまではハマらず当たって、その後はもう1台ダメなのを確認して終了。
ゲージを徹底比較
ではこの期間で『大海4SP』についてわかったことをいくつか紹介していこう。まずゲージについて。前作の『大海4』を打ったことのある人が多いだろうから、それとの比較で説明していこう。まずゲージは盤面右のこぼしが悪くなり、これにより右打ちという選択肢はほぼなくなった。今までも海シリーズは見た目ではわからない程度に盤面右のゲージが悪かったのだが、今回は見た目でハッキリわかるほどだ。逆に良くなったのはスルー。たしか俺の記憶では、このシリーズでスルー入り口の角度が劇的に良くなったのは『海物語IN JAPAN2(設定付き)』から。『大海4』はそれ以前の機種なのでこんなにアマい角度ではなかったと思う。現に、本機はスルーがノーマル状態でも電チュー開放ごとの止め打ちを実践できる期間が長く、玉減りが少量で済むことが多い。
あと、これは余談だが、ヘソの戻し玉数が4個から3個に減ったことで「回ってる」と勘違いしやすいので注意しよう。例えば『大海4』で回転率24は、346個で24回ヘソに入るペース(24×4+250)。つまり14.4個に1個入る(346÷24)。これが戻し玉数3個の場合は14.4個打つと11.4個減る(14.4-3)。この11.4個が250個に到達した時が千円分なので回転率は21.9となる(250÷11.4)。つまり、ざっくり言えば『大海4』で24回のペースでまわっている感じは『大海4SP』だと22回くらいということ。感覚に頼らず、しっかり回転率をチェックしながら打とう。
遊タイムはダメかもね
最後に『大海4SP』の今後だが、残念ながら現時点ではこれが『大海4』に取って代わる狙い目機種にはならないと思うようになってきた。あくまでも俺の行くホールではだけど、稼動状況が悪くて長期設置にならないような気がするので。遊タイム機ゆえ、誰もが「他人のために回したくない」と思うのか、300~400回転の台は誰も打たない。打ってしまうと今度はヤメられない回転数までいっちゃうからだろうね。ホールで最も稼動が上がる夕方以降はなおさらその傾向にあり、シマはガラガラに……。今回の実戦日あたりはホールもなんとか営業努力しようとアマめにしたのだろうけど、今後はちょっと期待できないかもしれない。
釘言実射編:P大工の源さん 超韋駄天

寄り周辺

水色の線で囲んだ部分からかなり玉がこぼれやすい。ノーマル状態でもけっこうこぼれてしまうので、その分風車上ではこぼれないようなプラス状態が好ましい。
ヘソ周辺

ややカラめ。基本的にはプラス状態じゃないと厳しい。3個戻し。
ステージ

ワープを抜けない通常コースからの自力乗り上げがあるので依存度高め。ステージ性能にも各台で差があるのでここの見極めも重要。
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