

「警察24時~」ってテレビ番組をご存知だろうか。これは警察に密着取材をして、捜査から逮捕に至る場面を映像に収めたドキュメンタリー。テレビをつけてやってたらついつい見入ってしまう。
ただ「飲酒運転取り締まり」のシーンがちょっとコミカルに描かれてしまっていることが多くて気に入らない。飲酒運転で死亡事故を起こせばそれなりの処罰になるが、検問で捕まっても主には罰金刑だけ。「結果」の悪かった前者と後者の「過程」は同じなのに……である。
どうも世の中この「結果と過程」の重要度が逆になっているように感じる。
スポーツなど、結果に向けて努力していく「過程」こそが美しいものは、オリンピックなどの一発勝負で評価されるのに対し、犯罪など「結果」に重きをおかれるべきものは、裁判でしきりに動機やその犯罪者の歴史的背景について審議する。そのくせ、飲酒運転に関しては「結果」だけで有罪にも無罪にもなる。俺はおかしいと思う。
【今回の金言】車は凶器です ナイフを扱う気持ちで乗れ

昔のタマを「和泉純」にイジってもらう!

結局酒は、飲み始めたら「飲んだら運転しちゃいけない」
そんな飲み物コンビニで売るなよ……。危険ドラッグと何が違うの?
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