※パチマガの計算番長「アラプロ」による『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。

期待収支±0円の台で、どれくらいの連勝や連敗が発生するのかシミュレートしてみた。

まず今回は「連勝」について。

実戦条件は以下の通り。つまり前回同様となる。

【P大海物語5】
貸玉4円・等価交換
ボーダー…±0回転
12時間実戦×10000日

1日の平均収支は+100円と、おおむねチャラ付近に落ち着いている。

10000日のうちプラス収支だった日は4613回あった。すなわち1日単位の勝率は約46％ということ。

プラス収支の日が連続した、つまり2連勝以上は1190回。
連勝せず、1勝だけで途切れてしまった日は1297回だった。

2連勝以上の出現回数の内訳は以下の通り。

2連勝　673回
3連勝　299回
4連勝　111回
5連勝　51回
6連勝　31回
7連勝　16回
8連勝　7回
9連勝　0回
10連勝　2回

勝率は約46％なのだから、連勝が1つ伸びる確率も同じ46％となる。
よって理屈の上では、1勝→2連勝→3連勝と伸びる毎にその出現率は半分弱になっていくはずだ。
そして実際上記のシミュレート結果を見ても、おおむねその理論値に沿ったものになっている。

10000日間実戦での最高連勝記録は10回。10連勝が2度発生している。

どうでもいい情報だが、その10連勝が発生した2回というのは100～109日目と、4499～4508日目であった。

その10連勝で一体いくら勝ったのか？　これも興味深いところだろう。

10連勝（前者）に関しては、10日間トータルで396500円のプラス。1日の最高勝ち額は107000円であった。

ちなみに10連勝の前日は4000円負け、連勝が途切れた日は65000円の負けとなった。

10連勝（後者）も比較的近い結果になったのでここでは省略する。

さて今回は連勝の話をしたが、そうなると連敗の方も気になるところだろう。次回は連敗について同様に集計してみる。