はじめに
今回は、今から30年も昔の1990年頃のお話。
パチスロは3号機時代に突入し、リーチ目が多彩な「スーパープラネット(山佐)」や貯金方式の「ワイルドキャッツ(アークテクニコ)」、また、セット打法が効いた「コンチネンタル(瑞穂製作所)」(→第26回:リンク)や「リノ(ニイガタ電子)」などが人気になっていた。
一方パチンコは、ハネモノ、一発台、デジパチとそれぞれに人気機種が登場し、人気が三分された時期。中でもデジパチは「ドンスペシャルB(豊丸)」を筆頭に、連チャンにスピード感がある保留玉連チャン機が人気であった。
また、今のように無制限営業は少なく、ハネモノ、一発台では定量制(ホールによるが、虚心の地域では4000個定量が多かった)、デジパチなら一回交換が主流であった。
そんな中、今も後継機が登場し続ける初代「ザ・トキオ(平和)」が登場した。
「ザ・トキオ」とは…
賞球All13個、最高継続8Rで最大貯留9個。完走すれば約900個の出玉が獲得できたハネモノ。
通常時、ハネに拾われた玉は、役モノ奥に行き、回転するタワー役モノが一瞬だけ正面を向いて停止した際に、そこを玉が通過すれば高確率でV入賞に繋がった。
攻略法の内容
台のエラーを利用した攻略法で、回転しているタワー役モノを停止させ、次回のハネ開放時に玉を拾わせることさえできれば大当り濃厚になるという攻略ネタ。
《手順》
① 自力で大当りをさせる。
② 大当り中6Rまで普通に消化。
③ 7R目に打ち出しを停止。
④ 16開放後に打ち出しを再開。
⑤ 玉が拾われれば、一瞬エラー音がなり、解除されたらセット完了。
このような手順を踏むだけで、タワーは正面を向いた状態で停止する。そのため、次にハネが開放し、玉が拾われればほぼ大当りとなる。
因みに、この自力エラー解除は、数年後に某連チャン権利モノにも応用が効き、かなりお世話になることに…。
攻略法の出所は?
兼業でパチプロをやられていた叔父さま。元々、ハネモノが得意だった方なので、かなり早い時期に教えていただいた情報。
時代は、攻略法全盛期!!
この攻略法は、打ち止めなどもあったおかげと頻繁に店移動をしていたため、目立たず長期間お世話になれた攻略法であった。
しかし、前述した通りパチスロにはセット打法があり、パチンコの方も「フェアリー(京楽)」などの機種で美味しい攻略法が多々存在した。
そのため、初期投資の少ないパチスロが打てなかった時にこの攻略法を使うイメージで、稼ぎ頭とまでは行かなかった。そうこうして、気づくと数回後の新台入替でこの機種も無くなっていった。
時は30年近く経った2019年、「Pトキオブラック(アムテックス)」が登場し、これを打った昔からの攻略プロ達は、2回目以降の大当り時に停止するタワー役モノを見て、誰もが「おっ!」と思い懐かしいと感じたそうだ(笑)。
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