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ホールの扱いが悪過ぎて衰退したのが「〇〇」【パチンコ 格付けチェック(設定付パチンコ時代)】

ホールの扱いが悪過ぎて衰退したのが「〇〇」【パチンコ 格付けチェック(設定付パチンコ時代)】

「今のパチンコは勝てなくなった」「昔のパチンコは良かった」

こんな声を聞くことは、決して珍しくない。実際、ホールが潤っていたり遊技人口が多かったりと、勝てる下地は今より優れていた部分もあったことは事実。

しかし、昔の思い出というのは大抵が美化されて覚えているもの。果たしてパチンコは年が経過するごとに「本当に勝てなくなっている」……?

こうしたパチンコの面を今回は、時代ごとにキッチリ結果として記録している3人のライターの力を借りつつ分析! そして、時代の境目には必ず「勝つためのキッカケ」があるハズ。コレを見つけていきたいと思います。

スポットを当てるのはこの4つの時代。
・1/499時代
・1/399の旧MAX時代
・継続率65%規制時代
・設定付パチンコ時代

今回は『設定付パチンコ時代』のお話。担当編集的には凄く好きな時代!

「設定付パチンコ」時代とは?

▲最初に登場した設定付パチンコ『PF.革命機ヴァルヴレイヴ』。出玉スピードは遅かったけど、設定6の勝ちやすさは別格!▲

2018年。継続率65%規制の中、ひとすじの光明として『設定付パチンコ』が登場しました。

高設定ほど甘くなる当選確率と(STタイプなら)優遇される継続率。高設定を掴めばド安定で勝てるのは間違いなかったので、鳴り物入りでデビューしたワケですが……結果は周知の通り。

釘状況が悪い×低設定ばかり……というホールが続出し、あっという間に下火になっていきました。どんだけビビリなホールが多いんだか。

そんな命短し時代をガチプロ勢はどう評価するのか!?

ライター陣の『設定付パチンコ時代』の分析・評価

▲緑山淳、パンダ、山ちゃんボンバー3人の「ガチプロ」▲

【緑山淳】

評価の分かれる時代だ。

2018年8月に『PF.革命機ヴァルヴレイヴ』を皮切りに続々と導入された設定付パチンコ機。

確かに設定6をツモれば破格の期待値を積むことができるが、その数の少なさ=一般客がそのお宝台に座ることができるケースが稀である事から、支持は得られなかったように感じた。

確かに「喰えた」期間はあったが、決して長くは続かなかった。

自分は、長くその機種で勝つためには一般的な人気が不可欠であると思う。が、そういう意味で息の長い機種は出なかった。

現在も僅かながら新機種が登場しているので、生き残って欲しいジャンルではある。

【勝てる度評価】
☆2

【パンダ】

設定付きパチンコの登場で一部地域は盛り上がったようであったが、正直言って業界全体を考えるとあまり変化していなかったように思う。

65%規制と時代が近いのもあって、撤去問題などから主力は北斗無双というホールも少なくなかった。つまり、設定付きだなんだと時代は変わったように見えて、ほぼ変わっていなかったと思っている。

設定付きに力を入れた一部ホールも結局、知識ある打ち手に抜かれるだけで、一般的な打ち手に設定付きの良さは伝わらず、ホールのメインを飾るジャンルにはならなかったため、抜かれた分を一般的な打ち手から回収せねばならず、衰退の一途を辿ってしまった。

【勝てる度評価】
☆2

【山ちゃんボンバー】

最高に楽しかった時代。設定付パチンコはパチプロと一般客の差を埋めるので、沈み始めたこの業界を救うコンテンツだと考えていて、ライターとして頑張って活動しました。流行りませんでしたがね。

最初に第一弾として「ヴァルヴレイヴ」が導入されてから1年間、設定付パチンコだけしか打たなかったが、何百万か忘れたけど例年と比べて遜色ない額のプラス収支となりました。

それも技術介入の効果で……というより、ちゃんと高設定を狙って打って勝ってましたね。よく掴めたのは「ゴジラ」「地獄少女」「仕事人」「あのはな」あたりですね。楽しかったなぁ

【目標期待日当】
設定6

『設定付パチンコ時代』まとめ

▲高設定が確定したときの「お宝見つけた感」が楽しかった。まぁ、設定入れるホールがないと絶望ですけど……▲

モロに意見が割れたこの時代。

担当編集が個人的に1つ思うのは、いつの時代も「勝つには相応の努力が必要」ってこと。技術介入や釘読みが設定を見極める知識に変わっただけで。

現状設定付パチンコは下火ですが「封入式パチンコ」が登場した際には必ず復活するモノだと考えています。勝ち方を色々身に付けておくことは、決してマイナスではないかと!

というワケで、全4つの時代の振り返りが終了。ここからはサクッとまとめに入りたいと思います!

全4時代の評価はこんな感じ

各々の心情を交えつつだと……こんな感じ。大体伝わるかと思います。(←伝わってるよね!?)

そして、全時代の「新たに出てきた勝ち方」としてはこんな感じでした。

【1/499時代】
「荒い台でホールが儲かっていた分、他の台も充分勝てる状態にあった」余裕のあるホールが多かった時代。とはいえ、しっかりお客がついているホールは他の台でも勝負になる可能性があるのは今も昔も変わらず。

【1/399旧MAX時代】
高い交換率になったことで、今でも立ち回りの常套手段である「勝てるホールを複数把握しておくこと」が主流に。また、より勝ちやすくなる「技術介入」が重要になってきたのもこの頃から。

【継続率65%規制時代】
パチンコは大分苦しい状況に立たされたイメージ。アナログマシンにスポットが当たる機会が増え、ホールが扱いに慣れていない「新台導入初週」に狙い目となる点に注目が集まる。

【設定付パチンコ時代】
技術介入や釘読みが「設定」を見極める知識に変化。ただ、ホール状況と客層から振るわずに衰退。

時代の変化に気づいた人だけがオイシイ思いを出来る!?

いかがでしょう? この中で「もう立ち回りに役に立つことなんてないでしょ」って部分が存在するでしょうか? 現在だと知識の部分って「スペックの把握」や「遊タイム回転数」だったりしますし。

時代ごとに重要視される部分は増えてきていますが、かつて大事だったことが「もう重要じゃなくなる」ってことはない!

スマスロが登場し、パチンコも『スマートパチンコ』が登場する日もそう遠くないかと思われます。そんななかで人より多く勝利を積み上げていくためには、「新しい時代の勝ちパターンに慣れていけるか」がとても大事になってくるかと。

『パチマガスロマガモバイル・FREE』ではこうした勝つために必要な情報をイチ早く提供していければ……と思いますので、これからもお見逃しなく!



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