阪神愛とヒーロー【和泉純のちゅーか、玉タマ日記 GOLDEN BALLS No.81】

「超変革」のキャッチフレーズを掲げ、若手育成に取り組んでいる我が阪神タイガース。この先、有望選手の成長過程が楽しみだ。

ただ、今のところ目立ちたがり屋的な選手が見当たらないのがちょっと残念。阪神には昔「新庄剛志」という選手がいた。本人がどう思っていたかはわからないが、チャンスの場面で「打ったらヒーローだー！」と、プラスのことを考えているように見えた。

実際、勝敗を分けるような場面での一打で、華々しい活躍ぶりだった。だが、成績はというと毎年はかったように2割5分程度。とてもスター選手の成績ではない。

プレッシャーを感じる感じないはあくまでも無意識。もちろん、感じない方が良いに決まってる。例えば幅1メートルぐらいのところを普通にハミ出さずに走るのは簡単。だが、両脇が崖だったら普通には走れない。このマイナス分「目立とう精神」でチャラにもっていくことができるかだろうね。

これを書いた時はここであげた新庄氏が日ハムの監督になるとは夢にも思わなかったなあ((((;ﾟДﾟ)))

そしてこの原稿を書いてる今、その新庄監督率いる日ハムに阪神タイガースがやられまくってるという……。