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【パチスロ北斗の拳】立ち回りの極意

【パチスロ北斗の拳】立ち回りの極意

初代北斗の拳(以下、北斗)とはいったいなんだったのかを解説する企画の第4回。

第1回はコチラから!

第2回はコチラから!

第3回はコチラから!

 

今回のテーマは・・・

北斗の拳の立ち回り

天井こそあったものの立ち回りは高設定狙いが基本でした。人気機種だけあって扱いも良く高設定もかなり使われていたので恩恵に預かった打ち手も多いでしょう。

モードの概念も新鮮だった

北斗には低確A、低確B(雑誌によってモードの呼称は異なる。なおスマスロ北斗は地獄、通常、天国、前兆の4つ)、高確、前兆の4つのモードがあり、基本的にレア小役で昇格しリプレイで降格する。そして、前兆モードに移行すれば最大32Gの前兆を経由してバトルボーナスが告知されるというシステム。

いまでは普通に聞こえるが、このようにBIGボーナスが存在せずモードを行き来しながら初当りを目指すというシステムはかなり珍しかった。

現在の滞在モードを演出から見極めるのが新鮮で面白く、打ち込み要素となり北斗の人気を不動のものとした。

モード看破は楽しむ要素であり立ち回りとしても重要なので、成立役がわかりやすくレア小役を取りこぼしにくい中押しが流行ったのだが……

北斗と言えば中押し

2チェがアツいので、演出でチェリー察知をして、最後に左リールを押すという打ち方が主流だった。

ギター音→中押し北斗狙い中段停止→右リール北斗狙い上段停止(テンパイ音発生)→左リールにチェリー狙い

この手順がかなり流行った。ギター音(予告音)発生時に第1停止で演出に動きがなければ2チェの期待度がかなり高くなり、第2停止で動きがなければ2チェ濃厚となる。

これだとスイカの種類を見極めることができないのだが、スイカを見極められる順押しは目押しがシビアでチェリーを取りこぼす可能性もあった。それもあり、レア小役察知が容易でいかにリールと演出を合わせてチェリーにアツくなれるかに重きを寄せた中押しが受け入れられた。

しかし、この中押しには落とし穴が存在した。左リールでリプレイを取りこぼす可能性があったのだ。

北斗が人気機種となってからは老若男女全ての打ち手が中押しをしていた。となると必然的にリプレイの取りこぼしも増える。

どうせ3枚されど3枚。中押しが流行り、リプレイの取りこぼしが激増したことで、かなりホール割が下がったらしい。しかし、これは打ち手にとってさほど悪い影響とはならなかった。なぜなら、その分高設定が使われるようになり、成功体験が増えることに繋がったからだ。

中押しが流行ったことにより、結果的には打ち手とホールの両方が得をする形となったこと。これが撤去まで愛され続ける息の長い機種となった理由だろう。

 

ちなみに5号機からの打ち手はリプレイの取りこぼしという表現に違和感を抱くかもしれない。それもそのはず5号機以降は自動停止を除けばリプレイは取りこぼせない小役となったからだ。4号機以前はリプレイを取りこぼすことが可能だったので、それを利用して数多くのシステムが作り出された。

天井ハイエナがしにくい

天井は1999G+αと非常に深く、あまり到達しにくい仕様となっており、天井狙い向きの機種ではなかった。

シミュレートを見ればわかるが、1000Gハマリでもあまり期待値は高くない。

ヤメ時の項目が複数あるのは、高確の恩恵が強く、高確をフォローすることが立ち回りとしては重要だったためだ。ボーナス後の高確をフォローした場合のシミュレートとなっている。

ハイエナがしにくいという仕様は、多くの打ち手が気軽に打てて、気軽にヤメることができる。これにより打ち手を選ばず、比較的平等に誰もが成功体験を得やすかった。この天井狙いが効かないという仕様も北斗の拳が受け入れられた要因の一つ。

高確を見極めてそこで2チェを刺す

演出からモード看破し、演出とリールを絡めて2チェにアツくなる。北斗の通常時の面白さは全てがここに凝縮されていた。

この2つを極めるために雑誌では様々な演出特集が組まれ、読者はそれをホールで活用した。

ハイエナをしにくいことからもわかるように、ハマり台よりもいかにモードを看破するかの方が勝ちに直結する。加えてボーナス後の高確移行率に大きな設定差があったため、高確の看破方法は最後まで議論されていた。

スマスロ北斗は確定演出が昨今の機種に比べると出にくいという話だが、それは初代の立ち回りの難しさに寄せたものだろう。

スマスロ北斗の拳導入は4月~

さて以上、4回に渡って北斗にまつわる話をしてきました。

今回、取り上げたのは北斗の一部であり、現在30代後半~40代の方に語らせればそれぞれのエピソードが出てくるでしょう。

そして、それはいまの6号機を打っているか否かに限りません。自分の周りも今はもうパチスロをヤメていたり、20代前半しか打っていなかったような友人も多いです。そんな彼らですら共通して伝わるのが北斗の拳なのです。

スマスロ北斗がどれだけ面白い機種だとしても、またあの時の熱狂が訪れるとはお世辞にも思うことはありません。

ただ、今回の北斗の導入で、ヤメてしまった人がホールに足を運んだり、北斗を知らない世代がよりパチスロを好きになってもらえたり、何かのキッカケになってくれれば。そう一パチスロ好きとして願っています。

ここまでお付き合いありがとうございました。

スマスロ北斗の拳の機種情報はパチマガスロマガモバイルにて!


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