皆さん、こんにちは!ジェイさん@発信する遊技機クリエーターです。
今回は10月のパチスロ新台の中から、開発目線で気になる注目ポイントについてお話しします。
今回取り上げる機種は『スマスロ頭文字D 2nd』です。
『スマスロ頭文字D 2nd』の配列に注目!
本機の配列を見ると、チェリーとスイカをフォローするためには、左リールの上段に黒BAR図柄を狙い、チェリーをフォロー。その後、右リールは適当押しで、スイカがテンパイした場合には、中リールでも黒BAR図柄を目安にスイカを狙うという打ち方が考えられます。
通常時のこの打ち方は、近年のチェリーやスイカを搭載したAT機のほとんどで共通しており、本機を初めて打つ方でも、パチスロの経験がある方であれば、自然と導き出せる簡単な手順です。
実際、この手順で遊技してみると、チェリー役とスイカ役には以下の特徴があることが分かります。
チェリーはリプレイ(リプレイランプ点灯)、スイカは3枚役(PAYOUTに注目)です。
さらに、スイカを取りこぼしてみた場合がこちらです。
中リールでスイカ図柄が止められない箇所を押しても、3枚の払い出しがあることが確認できます。
リプレイ役は遊技機規則上、取りこぼしが認められていないため、本機においてチェリーやスイカの取りこぼし出目が表示されても、実際には枚数的な損失は発生しないことが分かります。
つまり、本機は小役こぼしによる損失がないので、全リールフリー打ちしても問題ないということです。
開発者からのメッセージを紐解く
もちろん、一般的な機種と同様に、スイカを取りこぼした際に枚数的な損失が発生するように設計することも可能です。しかし、あえてスイカこぼし目に3枚の配当を付けている点に、作り手からの強いメッセージが込められていると感じます。
それは、従来のパチスロの常識にとらわれず、いろいろな箇所を狙って多様な出目を楽しんでほしい、という意図があるのではないでしょうか。
本機は20コマ×3ライン機で、理論上は8000通りの出目を表示することが可能です。
しかし、昨今のAT機では「左押し推奨」とされ、チェリー役やスイカ役を配置した配列では、取りこぼしを避けるために打てば出目パターンが単調になりがちです。出目パターンが豊富にあっても、実際に見ることができる出目は限られている機種も珍しくありません。
一方で本機はAT中に多彩な打ち方が可能です。兄弟サイトのパチマガスロマガモバイルでも、通常の打ち方に加えて「AT中の中押しバスバ狙い」「AT中の中押しD狙い」「AT中の中押し赤7狙い」の3つの狙い方が紹介されています。
さらに言えば、他にもまだまだ多くの楽しみ方が考えられます。たとえば、「左リールの3連スイカ」や「中リールのチェリー・ブランク・チェリー」など、狙ってみたくなるポイントがいくつも存在しています。
昨今のパチスロは、液晶演出や音・ギミックの進化が目立ちますが、やはりパチスロの最大の魅力は「出目」にあります。本機もAT機でありながら、その「出目」を存分に楽しめる機種です。ぜひ、さまざまな打ち方を試して、自分にとって最も楽しい打ち方を見つけてみてください。
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