パチンコを打つからにはできるだけ多くの大当りを獲得したいのは当然のこと。しかし残念ながら「大当り0回」に終わってしまう日もきっとある。

そこで今回は色々な実戦パターンを想定して、大当り0回に終わってしまう確率を計算してみたい。

機種はオーソドックスなところで海系319タイプ（ここではＰ大海物語5）、千円あたりの回転数は等価ボーダーに近い17.0回転とする。

また、持ち玉がある場合は最大12時間打ち続けるものとする。

◆投資1000円の場合

大当り0回に終わる確率は94.8％

17回転以内に当たる確率は5.19％（約19回に1度の割合）なので、残る94.81％は当たらず終わることになる。また、もし当たったとしても出玉が飲まれ、結果的に出玉ゼロに終わる可能性も少なからずあることをお忘れなく。

◆投資3000円の場合

大当り0回に終わる確率は85.2％

投資3000円以内に当たる確率は14.77％（約7回に1度の割合）。よって7回のうち6回は大当り0回で終わることになる。また、もし3000円以内に当たっても最終的に出玉が飲まれてしまう可能性は約55％もある。

◆投資1万円の場合

大当り0回に終わる確率は58.7％。1万円使っても当たらない確率が6割近くある。

もし1万円以内に当たったとしても、うち大当り1回のみで終わってしまう確率が約17％、2～3回で終わる確率が約19％あるので、当たってもまだまだ安心できない。

◆投資2万円の場合

大当り0回に終わる確率は34.5％

さすがに2万円使えば大当り0回に終わる可能性は低くなってくる。しかし逆に、当たってもマイナスになる可能性も増えてくるので注意。

大当りしても1回のみで終わる確率が12.5％、2～3回で終わる確率が14.5％ある。10回以上当たる確率は約50％となっている。

◆投資無制限（12時間実戦）の場合

大当り0回に終わる確率は0.05％（約1/1850）。

1日中打って大当り0回になる確率は非常に低いが、それでもゼロではない。

それに、10回程度当たったとしてもかなり大負けになる。収支の一例として、等価交換で大当り10回の場合は9万1000円のマイナスになる。

大当り0回に終わるケースなんて考えたくもないだろうが、パチンコで勝つためにはペシミスティック（悲観的）な想定が絶対に必要なのだ。