(前編からの続き)
前編の模様はコチラ▶5号機初期時代の隠れた名機!

【2006年8月●日】

いまだ5号機導入を避けて営業を続けるホール。打ち手も同じで、スペックもゲーム性も上である4号機が併設されている以上、そちらに手を出してしまいます。

個人的にもスペックを重要視してしまうので、いまだに4号機軸。しばらくこの状況が続きそうなのは仕方のないところです。

とは言え、このような状況だからこそ、5号機を狙うことが有利に働く時もあります。先月もお世話になったN店での『ルーニー・テューンズBIA』がそんな状況。

このルーニー、5号機のなかでもスペックはそこそこ高く、設定6がわかりやすい特徴があります。個人的には、北斗の拳SEの設定6を打つくらいなら、機械割も高く安定性あり、なによりリール制御が良いこちらに飛びつくくらい好み。

しかも現状のホールではさほど人気はなく常に低稼働。イベントなんかでは設定6のスペックを把握している打ち手がたまに狙いに来ますが、それでも第2候補として攻める感じです。

今日向かうN店の客層も似た感じ。わずか3台設置のルーニーに1～2台設定6が入るものの、朝イチから飛びつく客は皆無なので重宝しているホールなのです。

開店と同時に入店すると、予想に反してルーニーのシマに人影。なんとか1番のヘコみ台をおさえられたものの、朝イチでルーニーのシマが埋まってしまう状況に。

ちょっと意外。まあ5号機の中では優秀な機械割ゆえ、これからはこのような状況が普通になってくるのでしょう。

気を改めて勝負開始です。初当りは3000円で青7。その後持ちコインでREG、REGと引き設定6の期待高まるも、694プレイハマリで追加投資。しかしREG、青7と引き、設定6濃厚となり、腹を決め勝負に。

さらに追加投資を2度行い、総投資2万円から持ちコイン遊技となりました。

ルーニーの設定6はREGと青7でコインを維持しつつ、他設定より確率の悪いRT付きの赤7と白7を待つ……というのが基本的展開。

しかし中盤怒涛の赤7白7攻勢で、不安なく半日ほどで4000枚近くのコインを獲得。

「どうせ青7かREGでしょ」と思って目押しすると双方を否定する、ルーニーを打ってて嬉しい瞬間が何度も続きましたよ。

後半はさすがにそのペースも落ちてきましたが、REG6連のあと青7を6連という面白い展開も味わいつつ閉店。

最終的には4492枚のコインを獲得し、6万9500円のプラスで終了することができました。

……5号機がメインになった時のことを考えると正直不安になります。それでもまだまだこの生活を続けて行きたいと思うのは、とても情けない小さなプライドと、自分の生活を曝け出すこの場があるから。

5号機を打って結果が伴うと少しだけ前向きになれる、そんな気持ちになれた1日でした。

担当(以下・担)『ってな訳で「ルーニー・テューンズ」の稼働日記2本をお送りしました』

しのけん(以下・し)『設定6が比較的分かりやすいってのが打つ事多かった一番の理由だけど、リール制御や演出も良くできていて個人的には隠れた名機だと思ってる』

担『日記でもその部分を褒めていますね。機械割も当時の5号機としては高いとも』

し『うん。それでいて誰もが飛びついて狙うような話題機種ではなかったから、4号機がまだ存在していて5号機が避けられがち、更にイベントがまだ規制される前の時代という事もあり狙いやすかったんだよね』

担『なるほど。ちなみにスペックなのですが…』

(後編に続く)

続きは5月21日6時更新予定！

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