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締切は7/18（木）の正午までとさせて頂きます。皆様、よろしくお願いいたします。

現役開発者、チャンスメイト荒井氏による「パチンコ開発とXXの事情」。過去の記事はコチラからどうぞ。

聞きたいけど面と向かって聞きにくいお金の話。

本日は、私のメーカーでの経験や同業の友人・知人等々から聞いた話をまとめたパチンコ業界の給料事情について話をしてみたいと思います。

実はというほどでもないのですが、株式を上場している会社であれば、IR情報・株主向け情報から有価証券報告書を開いていただき、その中に従業員の状況という項目がありましてそこを確認すれば、なんとその会社の平均年収が記載されています。

なので、パチンコパチスロメーカーやその関連会社の年収は簡単に調べることができるのです。下記、私の方でざっくり調べてみました。

＜メーカー＞

SANKYO　951万円　平均年齢44.5歳

平和　650万円　平均年齢44.9歳

藤商事　773万円　平均年齢43.1歳

セガサミー（株式会社セガとの合算値）　879万円　平均年齢42.4歳

オーイズミ　525万円　平均年齢43.5歳

円谷フィールズ（全社共通）　728万円　平均年齢43.8歳

ユニバーサルエンターテインメント　711万円　平均年齢44.0歳

＜関連会社＞

ダイコク電気　958万円　平均年齢46.4歳

ゲームカードジョイコ　663万円　平均年齢44.8歳

いかがでしょうか。パッと見た感じでも非常に高給ですね。正直言うと羨ましいことこの上無いですね…2022年度の上場企業3,235社の平均年収は620万円という調査があるようでして、それらと比較しても非常に高い金額となっていますね。

このコラムを見た多くの方から「我々ユーザーからは大金をせしめて自分たちだけ儲けていて許さない！」という声が聞こえてきそうでもありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

このようなデータは昔から有価証券報告書に記載されていますので、私も上記メーカーに勤める方々に「年収が高くて羨ましい！」と言ったことがあります。ただ、その時の返答は「そんな金額貰っているわけがない！」と語気を強めて言っておりました。それも1人、2人ではなかったですし、全員が全員、私に嘘をついているとも思えません。

しかしながら、IRで公表されている有価証券報告書にメーカー側が嘘を記載するとも思えません。一体どういうことなのでしょうか。

おそらくなのですが、これは平均値によるものかと思われます。

どういうことか？といいますと、例えば年収が高い課長（1200万円）と年収が低めの社員（300万円）の2人、併せて3人がいたとして、その3人の年収平均値は（1200万＋300万＋300万）÷３＝600万円となります。そのため、役職が上の方の給料も全て含んだ平均値での算出になりますので、このようにどうしても高くなってしまうのではないでしょうか。従業員全員の平均年収額になりますので、どうしても高い人に引っ張られやすい計算になるのは否めません。

他にもパチンコ業界ならではの事情的なものがありますので、それは次回コラムにて言及したいと思います。

パチンコ・パチスロ開発の表も裏も知り尽くしたチャンスメイト荒井氏が、あなたの質問にぶっちゃけ回答しちゃいます！

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