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【日本一詳しい】パチンコ/パチスロ内部抽選の仕組み

【日本一詳しい】パチンコ/パチスロ内部抽選の仕組み

現役開発者、チャンスメイト荒井氏による「パチンコ開発とXXの事情」。

本記事は前編<【パチスロ】爆裂AT機はこうして誕生し、規制された…>の続編ですので、未読の方は先にコチラからご一読ください。

メイン基板で抽選されるのは「当たり/ハズレ」だけじゃない

(前回の続き)

では、話を本題に戻しまして、更にパチンコ/パチスロの抽選の仕組みについて詳細を語っていきましょう。「大当り抽選はルーレットのようなもの」という話はさせていただきましたが、それを応用して更に考えていきたいと思います。

<メイン抽選>前提条件 確率1/300

この場合、ルーレットのマスは300ではなく、30000個と考えてください。大当り確率は300個に1個ある計算になりますので、マスが30000個ある場合は大当りのマスは100個あることになります。

このマス100個(全て大当り)の内、確変70個、通常30個で配置すると、確変割合は70/100で70%となるわけです。

リーチの信頼度はこうして決定される!

そしてメイン抽選ではもう1つ大切なものを決定させる要素があります。それは「(変動)時間」です。図柄が変動している時間もメイン基板で決定しなければなりません。そのため、メイン基板は抽選時間の長さ、すなわちリーチの種類も決めるものだと思ってください。例えば、下記のような感じ。

・ノーマルリーチ当たり 20秒

・弱アニメSPリーチ当たり 50秒

・強アニメSPリーチ当たり 80秒

・SP発展リーチ当たり 150秒

・最強SPリーチ当たり 200秒

といった具合です。また、復活大当りで大当りラウンド開始までの時間が変わる機械の場合、例えばハズれたあと通常時に一旦戻ったと思ったら、画面が切り裂かれて大当りとなる演出を入れたら、変動時間の尺が変わりますよね。そのようなケースでは、

・最強SPリーチ当たり 200秒

・最強SPリーチハズレからの復活大当り 220秒

みたいな感じで2つ種類を持たないといけません。昔からパチンコ打つ人は覚えているかもしれませんが、昔の台って確変図柄で大当りしているのに昇格演出があった、というのを覚えていませんか?これは前述の通り、通常大当りでも確変大当りでも変動尺を同じに合わせるために行ったものです。それを最近の台は、<SP大当り/昇格演出無し>と<SP大当り/昇格演出あり>と2種類持つことによって、確変図柄直撃大当りしたら昇格演出無し、通常図柄で大当りした時のみ昇格演出ありという形で、そもそもの変動を分けておくといったひと手間を加えるようになったから実現ができるようになったのです。

そして、その振り分けは下記のようになります。

・最強SPリーチ当たり 昇格演出無し 確変大当り2個

・最強SPリーチ当たり 昇格演出あり 確変大当り2個 通常大当り5個

・最強SPリーチハズレ 復活大当り 確変大当り1個

例えば、このような振り分けにした場合、100個ある大当りのマスの内、最強SPリーチで大当りする割合は10/100なので10%のシェア率。そして、大当りした場合は確変と通常が半々の割合で、復活大当りの際は全て確変確定!昇格演出の期待度は2/7なので約28.6%みたいな感じになります。

ただ、これだけだと最強SPリーチは30000個のマスの中で10個しか発生しませんので、発生率は1/3000となります。これをハズレの数にて調整するんですね。仮にハズレの発生確率も1/3000とした場合(30000個の中でハズレは10個)、最強SPリーチの発生確率は1/1500(30000個の中で大当りとハズレの割合は20個)となり、その信頼度は10/20で「大当り信頼度50%」となるわけです。

これがメイン基板で行われる抽選の基本的な考え方です。

このような抽選を全ての演出、全てのリーチ、全ての予告で魅せるのがパチンコ機でありパチスロ機なのです。と考えると、製作に非常に膨大な作業があるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

今回はココまで!次回に続きます!

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