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とあるインフルエンサーの業界参入について
秋山家では罪を犯したら罰を与えるのではなく、善行を行えばご褒美がもらえるシステムを導入しています。
もちろん、明確な決まりがあるわけではないので曖昧ではありますが、遊びに行く時や外食など、何かしらをこじつけて「頑張ったから褒められた」とか「約束を守ったからご褒美がもらえた」みたいに思われるようにしようと、日々模索しております。本来であれば、見返りを求める善行は善行ではないと思いますが、怒られたことの悲しみや憎しみよりも、まずは感謝されることの喜びを知り、相手の気持ちを考えられる人間になってほしいと思ったからです。
ただ…昨今の世の中を見ていると、息子が大人になった時に感謝される喜びなんてモノが必要なのか…疑問に思うことが増えました。上記の表現は良く言っただけで、悪く言えば偽善の自己満足です。そんなモノは資本主義では何の意味もないことを、身を持って感じているのに、無意味なモノを植え付けていいのだろうか…そんな葛藤を常にしています。
秋山がそう思う要因は多岐にわたり様々ですが、こちらのコラムに書くのだからそれ相応の世界の話でお伝えします。こんなハイエナクソ芸人のコラムを読んでいる奇特な読者の皆々様には当たり前の話だと思いますが、高卒のバカが個人的な意見を綴っているだけなので、今回もアホだったと嘲笑してくださいね。
とりあえず、この業界で起きる残念な炎上を例にすると分かりやすいと思うので、最近の話題…有名インフルエンサーのパチンコ・パチスロ業界参戦を例にお伝えします。秋山個人としては、前々回のコラムでも綴りましたが、どんな外来種でも枠の中でルールから逸脱しないでいただければいいと思います。
まぁ~…これに関しては当たり前のことで言う必要があることではないのですが、素人を装って「PR」を付けないとか、そもそも勝手に行っているだけだからセーフ的なポストや、公約とは言わないけれど、Xや常連からの情報を元に全台系があるとか3台並びが多いなどの良いか悪いのか分からないけれど、それが良いなら公約とか無限に作れちゃいますよね的な、ルールを逸脱する輩が増えて飽和状態になっているので、あえて綴りましたが…本来ならそこは遵守したうえでパチンコ・パチスロ愛があるかどうか的なことで判断したいのに、それよりも数段レベルの低い話をしなきゃいけない現状なのが怖いですね。
要はルールを逸脱しなければ問題はありませんが、逸脱しても明確な罰がないので不埒な輩が蔓延していると思います。まぁ~秋山がアホなので知らないだけかもしれませんが、広告宣伝規制はあくまでも業界のガイドラインであって、そこを逸脱しても、遊協団体などから何かしらの指導や勧告はあるかもしれませんが、それぐらいっぽいです。
もちろん、風営法や景品表示法やステマ規制などを逸脱すれば罰則の対象となるはずですけどね~。ちなみに、今回の件で言えば、ルールの枠内ならこんなことにはならなかったと思いますが、はみ出している的な情報が出てしまったので燃えてしまったって感じです。そもそも論ですが、何かあった時に罰を受けるのはホール側です。今回は他のインフルエンサーと違い、看板が大きいので話題が拡散され、大事になる可能性が他より高いと思うので、何かあった時は業者だけでなくホールや業界全体に影響が出る可能性が…これ以上は言わずもがなですよね。
やったもん勝ちの世界で損をするのは…
いかがだったでしょうか。明確な罰則がないからギリギリを攻めても大丈夫だし、攻めたもん勝ちになっていますが、やり過ぎた結果、最終的に全てを終わらす神の雷ならぬお上の雷を食らうことは歴史が物語っています。例えとして正しいかどうかわかりませんが、露出にはちゃんと罰則があって、出しちゃダメなんです。今の業界の広告宣伝は竿がダメなら玉ならセーフじゃないか、それもダメならケツはどうだろう、穴を見せなければセーフじゃないか的な攻め方をしているように見えます。高校で下から数えた方が早かった高卒の秋山ごときの意見ですが、出しちゃダメなもんはダメなんだから攻めずにちゃんと服を着るべきだと思います。
最後になりますが…俯瞰で今回の一件を見ていると、ここまでの炎上も全て業界で知名度を上げる計算だとすれば…こうして騒いでいる我々も掌の上の出来事かもと思いました。そして、こういう出来事を目の当たりにする度に、上記にも綴りましたが息子に教えるべきは「感謝される喜びなんかではなく、周りのことなど気にせず自分のためだけにルールから逸脱した方が金稼げて幸せになるよ」これなのかと葛藤する毎日です。ハイエナクソ芸人なのにハイエナも芸人も前に出ないコラムですみません。締めは芸人として面白い一言で終わりますね。お〇んちん。
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