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ハイエナ対策も行き過ぎると…
ハイエナクソ芸人として期待値や勝率にライバルやホール選びなど、様々なことをこのコラムでお伝えしてきましたが、重要なことを失念しておりました。それはヤメ時です。
特に昨今の機種は引き戻しや短縮など様々な条件でヤメ時が大きく変わり、ハイエナで勝つためにはエナる台を探すことと期待値を取りこぼさないヤメ時の両方を把握しなければ、ホールというジャングルの中で生きていくことはできません。例えば…

こちらの「吉宗」ですが、1G連後はモードがB以上の可能性が非常に高いので天国をスルーしても続行するべきです(公式から確定情報として出ていないので「可能性が非常に高い」という言い方をさせていただきました)。この情報は広まっているようであまり広まっていないか、分かっているけど長くなるから止めているのか分かりませんが、拾える頻度は意外に多いです。
このような明確に短縮の可能性が高い台は分かりやすいからヤメ時に気を使うことはあまりありませんが「スマスロ 東京リベンジャーズ」のようにATから落ちた時の状況や、差枚などの条件によって引き戻しを見たり、周期を回したりしなければいけない台はヤメ時が難しくなります。
特に最近の機種はメーカーさんがハイエナを絶滅させたいのか複雑で難しくしがちです。これはあくまでも秋山がホールのお客様に言われたことがある程度の話なので聞き流していいと思いますが、ヤメ時が難しい台は最初から打たないと言われたことがあります。理由はハイエナされるのが嫌だから最初から座らないみたいです。メーカーさんのハイエナ殺しが一般ユーザー殺しになっている可能性もあるかもしれませんね。
ちなみにハイエナは、どんなに複雑な機種でも打つ理由があれば打ち、なければ打たないだけなので、複雑にすることがハイエナを駆逐することには繋がっていないと思います。まぁ~上記のようなメイン機種は情報も多いので大丈夫だとは思いますが、バラエティーなどの機種は情報が少ないので、別の意味でヤメ時は難しいかもしれませんね。例えば…

こちらの「Sister Quest」は終了画面で放置されていました。確かにこのじゅもんを回すのに数百円かかりますが、モードやCZの示唆をしているので、示唆を見ないでやめると、秋山のようなハイエナに美味しくいただかれてしまうかもしれませんよ。実際にこの時はサクッとCZを刺して60枚もプラスさせていただきましたからね。
いかがだったでしょうか。どんどん複雑になる昨今のスマスロですが、複雑になればなるほど知識武装しない本当のお客様である一般ユーザーさんが怖くて近づけなくなる可能性があるので、中では複雑なことをしていても打つ人にはシンプルで分かりやすい方が座りやすいと秋山は思います。
そもそも、昨今ホールに来るユーザーのほとんどがスマホで情報を調べてくるハイエナみたいな存在…全ユーザー総ハイエナ時代なので、複雑で難しく作ることで排除しようとする機種よりは、純粋に面白くて打ちたくなるような機種で、にわかのエナ系ユーザーが面白いからちょっとマイナスでも触っちゃうような機種が理想だと思います。もっと言いますと…機種よりも情報を流している有料note勢の方が稼働に大きな影響を与えていると思うので、そこを野放しにしてはいけないと思います。もちろん、勝ち方ではなく楽しみ方を伝えている方々もいるので一概には言えませんが…。
最後になりますが、ハイエナ排除で厳しいハウスルールや出禁の話題がちょくちょくSNSで話題になります。ただ…ほとんどのユーザーが知識武装をしているハイエナみたいなモノなので、そこを排除し始めたらただでさえ減っている遊技人口がさらに減ると思うので、何とか共存の方向になると嬉しいなぁ~って汚い天パーのハイエナが言っていましたよ。
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