【ゾンサガ】パチスロ開発者が「小役確変機能」の仕組みを解説!

【ゾンサガ】パチスロ開発者が「小役確変機能」の仕組みを解説!

小役確率って変動していいの?

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皆さん、こんにちは! ジェイさん@発信する遊技機クリエーターです。

今回も7月のパチスロ新台の中から、開発目線で気になる注目ポイントについてお話しします。

今回取り上げる機種は『スロット ゾンビランドサガ』です。

実はこの機種には、謎の小役確変機能があります。

各小役の詳細な数値は「パチマガスロマガモバイル」で確認していただければと思いますが、本機のゲーム性の肝となるSAGA揃いは低確中で1/35.9(設定1)、高確中で1/8.9となり小役確率が変動します。

実は遊技機規則では、小役確率はボーナス中を除き変動することは認められていません

しかし、多くのプレイヤーの方は、過去に小役確率が変動したように感じる機種を打った経験があると思います。ここでは3つの小役確率を変動させる主な手法を紹介しましょう。

①RT変動

小役確率の変動は認められていませんが、リプレイはRT(リプレイタイム)を使って変動させることが認められています。

たとえば、スイカやチェリーなどのレア役をリプレイ扱いにすることで、RT状態を変えて小役確率が変わったように見せる方法です。これは5号機時代から多く使われています。

②疑似遊技

6.1号機以降の内規(自主規制)で認められた疑似遊技を使って、疑似的に小役確率が変わったように見せています。

たとえば、チバリヨシリーズのチェリーなどが代表的な例です。

③押し順管理

押し順による停止制御の違いを使い、押し順ナビでレア役出現確率を制御するという手法です。

たとえば同じ7月の新台である『L戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌』では、ギアフラグ役の出現確率を押し順ナビを使って変えています。

普通のAT機では味わえない打感

『スロット ゾンビランドサガ』は、これらの手法とは別の仕組みで小役確変を実現しています。それは、MB(ミドルボーナス)を使った内部ボーナスによるリール制御変更です。

実際に成立している小役確率は変わっていないものの、ボーナスが成立したことで特定の小役のリール制御が変わるという仕様で、ノーマルタイプではよく見かける制御です。これを本機はAT機で採用しています。

具体的には、本機では1枚役の一部を特定のMBが内部的に成立していることでSAGA揃いさせています。実はこの仕組みは、5号機『パチスロバイオハザード5』のウロボロスモードで採用されていた仕組みです。

SAGA揃い高確率は、ウロボロスモード同様に「特定のMBが成立してからMBが入賞するまでの間」にリール制御を利用して実現しています。

この手法の利点は、実際に払い出しのある小役が自然に入賞するので、その他の小役確変を実現した手法に比べて、よりリアルに小役確率が変動したような打感となる点です。

また、『スロット ゾンビランドサガ』はこのMBを使った小役確変だけでなく、AT機でありながらリアルボーナスである「徒花ボーナス」も搭載しており、普通のAT機では味わえない打感となっています。

ぜひ、開発者が仕掛けた特殊な打感を味わってみてください! 本記事を通じて皆さんのパチスロへの理解がさらに深まり、新たな視点で楽しんでいただければ幸いです。

©ゾンビランドサガ製作委員会
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担当ライター

                   
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