勝ち逃げしても良かったが…
その筐体をホールで見つけると、何だか無性に打ちたくなってしまう機種…それが「パチスロガメラ」。
やはり6号機、しかもAT機でありながら毎ゲームしっかりとボーナス(AT)抽選=捨てゲームが一切ないっていうのが惹かれてしまう最大の理由だろう。
満足するまで打って、BIGがポンポンと引けたら即帰宅可能というお手軽さも最高である。
そんなガメラを今回は珍しく3000G程度粘ってきたので順を追って紹介していこう。
まず、前提として自分が行く等価のホールではほぼ高設定が存在していない。
それゆえ前述したような考え方になるわけだが、今回は序盤から少し様子がおかしかった。
まず初当りが57G、定番のギロンハズレからBIGが炸裂。
これくらいのゲーム数でBIGが引けると、500枚近くプラスになってしまうので…正直これで帰ってもOKなくらいなのだが、BIG消化中に「子ジャイガー」と「バルゴンの卵」を確認(怪獣バトル中の途中勝利でREG中と同じく示唆画面が確認できる)。
これで設定②③が否定されたので、目の前の台は設定①or高設定ということが確定した。
まあ、普通に考えたら設定①なのでこれだけで「様子がおかしい」とはならないのだが、気になってのはここまでの3枚ギャオス確率が1/4.3付近で推移していたこと。
正確な数値こそ判明していないが、トニーが過去に高設定台を打った時の数値が終日で「1/4.59」だったという事実、そして百戦錬磨のしのけんさんの見立てが「1/4.7以上なら高設定に期待できる」…とのことだったので、これらを合わせて考えると高設定域の3枚ギャオス確率は「約1/4.5~約1/4.7」と推察できる。
つまり、少しは高設定に期待できるんじゃないかと。それと子ジャイガーの示唆画面も、設定②は完全否定+設定①の出現率も1%程度に抑えられているのでこれも後押ししてくれた。
その期待に台が応えるべく、次の当りも76Gと早め。定番の逆押し中段ギャオスハズレからバトルに発展! この時点でボーナスは確定しているものの…何とバトル中に中段赤7からのリーチ目が炸裂!
何だか無駄引きな気がしてしまう場面ではあるが、本機はボーナス確定後の前兆中に確定役を引くと必ずBIGに昇格してくれるという特典がある。
REG90枚とBIG約560枚では雲泥の差なのでむしろガッツポーズが出る瞬間である。
まあ、上記のリーチ目は赤7揃いの確定役が濃厚で単体で出てもBIGの可能性が高いわけだが…。
そこから少しハマったが次なる当りはコレ!
ギロンorチェリー対応の自然現象演出「火山」から右リール中段にガメラが停止する矛盾!
この時点で設定差の大きい「ハズレ1枚役」からの当選が濃厚に。逆押し赤7狙いだと、赤7中段停止=通常バトル目の可能性もあるのだが、ガメラ狙いだとバトル発展時は基本的に右リール、BARが中段までスベってくる。
つまり強い演出でガメラが中段に停止した場合は高確率でボーナス当選に期待ができるということ。
今回は対応役矛盾というパターンだったが。これもBIGで3枚ギャオスはまだ1/4.5。
その後、初めてREGを引いたのだがREG後のステージが青(海ステージ)だった。
メーカー公式の開発ボイス「ガメラの寝言」で紹介されていたが、REG後の海ステージは何と超ガメラモードの可能性が高いということだった。
過去に一度、海スタート即連を経験しているし今回も期待したのだが…30G消化後のリプであっさり非有利区間に転落。
おそらく今回のようにREGでバトルに当選→バトル敗北後の海ステージ滞在ってのは対象外なのかも。
ガッカリ感は強かったがまだまだ好調な展開と言えるので勝負は続行!
ここから怒涛のBIG連打が始まる。200GすらハマらずBIG→BIG→REG→BIG。
第1停止で上段赤7→ルーレット発生なんていうボーナス濃厚の嬉しいパターンもあった。
まさに王道。ルーレットは基本的にギロンか中段ギャオスかバトル発展。
右下がりギャオス対応の上段赤7は、停止した時点でほぼリーチ目降臨が約束される。
そしてこの直後には激アツのリールロック…三択~。
が、ノリにノッているこの状況ではハズすわけもなく見事押し順正解→BIG確定!
この時点で2500枚程度まで出玉を伸ばしていたわけだが…ついにここで854Gの特大ハマリに遭遇。
コイン持ちが良い台ではないのでハマリ1発でけっこうな出玉を削られてしまうのが痛い。
ただ、やはりBIGが出てきてくれたので致命傷とはならず。
その後は自分の台に半信半疑となって、それでも勝負を続行していたのだが負け濃厚のバトル中に突然ガメラが「火球大」を発射!
こういった場合はリールに注目してみると、けっこうな頻度で小役or確定役の形になっていたりする。
そう、つまりはそのタイミングで確定役を引いた可能性が高いということ。
これもBIGで気分が良くなったところで勝ち逃げを選択。
初当りで設定①or④⑤⑥に絞られたわけだが、打てば打つほど3枚ギャオス確率が低下。
終わってみれば約1/4.9と微妙な数値となった。
それに加えてREGの少なさ。
出玉的にはBIGのほうが嬉しいが、設定推測的にはREGの少なさは致命的。
高設定はけっこうな頻度でREGを引くようなので、今回のようにBIG10回、REG2回では高設定の可能性は下がってしまう。
まあ、あって設定4くらいという予想だったので潔くヤメ。
これだけ楽しんで、しかも途中まで高設定を意識できて、終わってみれば約1500枚のプラスなんだから、やはりガメラという台は最高である。
まだまだ謎も多い台なので、これからも積極的に打って色々と勉強していこうと思う。
(C)KADOKAWA
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