どうも、ウド茂作です。今回は「スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳 BLACK EDITION」の設定5を試打してきました。

本機は簡単に言えば「ツラヌキ要素を搭載した絆2」。ゲーム性や演出はほぼ絆2と同じです。

大きく違う点が「宿怨チャレンジ」の存在。主にAT終了時の一部から突入し、エンディング後は突入確定。宿怨チャレンジに突入した時点でAT確定となり、チャレンジ成功時は天膳AT+10人状態からスタートという恩恵を獲得します。

要するに有利区間リセット時は宿怨チャレンジへ突入し、最低でもATに再突入しますよ。チャレンジ成功したら出玉を伸ばすチャンスですよ…というシロモノ。

絆2とスマスロの両方をある程度打っている方ならスンナリ理解できる機種であるはずです。

さらに、設定推測要素や設定示唆演出も大部分を継承している模様。

そして絆2といえばゲーム性もさることながら、機械割の高さも魅力です。今作も設定6なら現役最強クラスの114.9%、設定5でも110.5%とかなり優秀。

果たして絆2の設定推測は通用するのか、機械割通りの出玉性能となるのか。実戦から考察していきましょう。

設定5実戦開始

高設定確定パターンが早速発生!

早くも設定確定パターンが、しかも2回出現しました!

まずは最初のAT当選時。弦之介BC中に「222人撃破」が出現。これはもう、見た目からして確実に設定確定パターンを継承しているでしょう。

続いて、2回目のAT後に「BC入賞時の赤LED→AT非当選」を確認。絆2での設定4以上確定パターンですね。弦之介BCの撃破人数ほどあからさまな設定示唆ではありませんが、わざわざ変更するとも考えにくい。設定確定パターンとして継承されていると予想されます。

AT中のシステムも絆2を色濃く継承していて、継続率とセットストック、そしてBC当選によってロング継続を目指します。

継続率を管理するATシナリオや、絆高確といった要素も健在です。

絆2ではATシナリオ選択率に設定差が存在しているため、今作も見逃せない要素。

2回目のATはステージが「青・赤・赤・青・赤・赤・青」で終了しました。これは絆2でいうところの「波乱シナリオ」で、選択率は奇数設定で高めのシナリオです。

そして実戦した設定は5。やはり絆2と通じる部分を感じますね。

液晶演出がほぼ絆2であるために思考を引っ張られている可能性はありますが、打っている感覚としては設定推測要素・設定示唆演出ともに絆2の知識が通用しそうです。

モードテーブル示唆のボイスも継承

絆2ではAT終了画面でサブ液晶にタッチすると次回のモードテーブルを示唆するボイスが発生しました。

同様のボイスは本機にも搭載されているため、やはりモードテーブルの示唆だろうと予想されます。

2連・212枚で終了したAT後のボイスが「怪しき気配」。絆2ではテーブル8or9or13～16確定。モードCスタートが多かったり、スルー天井が浅かったりする上位のテーブルを示唆するボイスです。

実戦ではその後、4回目のBCテンパイ時に天膳のボイス「全ては儂の思惑通りよ」が発生しAT当選。BCテンパイ時の天膳ボイスは一新されていて「全ては～」はレアであるためAT期待度アップか、もしくはAT確定かといったところ。

AT後のボイスによるモードテーブル示唆。BCテンパイボイスによるAT期待度示唆。これらもやはり、絆2から継承されていると考えて良さそうです。

エンディング到達の価値は上昇

終了時間の直前に月下閃滅突入!

しかもセットストック7個という上々の結果!

本機はエンディングに到達すれば宿怨チャレンジ確定なので、絆2と比べてエンディング到達の意味合いが大きくなっています。

13セット目に到達すればエンディングは確定なので、さかのぼればセットストックの価値が高いと言えますね。

セットストックが7個もあればエンディング到達は現実的だったのですが、惜しくもタイムアップ。

実戦結果

集計データ
通常ゲーム数	2555G
通常時・赤異色BC	1/365.00 (7回)
通常時・紫異色BC	1/150.29 (17回)
通常時・赤同色BC	出現せず
通常時・紫同色BC	出現せず
通常時BC合成	1/106.46 (24回)
AT初当り当選率	1/365.00 (7回)

実戦結果
仮想投資金額	2万1000円
獲得枚数	662枚
差枚数	-438枚
仮想収支	-9000円

ツラヌキ要素のある機種は全てそうですが、ツラヌイテこそ本来のスペックを発揮できると考えると実戦時間には余裕を持つべきでしょう。

今回も最後のATを取り切ればおそらくプラスに転じていて、宿怨チャレンジまで到達していればタコ勝ちも有り得ましたからね!

現実は残念ながら宿怨チャレンジには突入できませんでしたが、その辺は設定6実戦の記事で語られているはず。ぜひご覧ください!

絆2の設定推測は通用する!?

初当り関連の数値を見ると、通常時のBC確率は設定5と6の間。AT初当り確率は設定3程度の数値となりました。

設定	バジリスクチャンス	AT初当り
1	1/124.7	1/418.1
2	1/123.2	1/405.0
3	1/119.2	1/362.4
4	1/113.6	1/311.2
5	1/108.5	1/278.5
6	1/105.0	1/247.3

要するにBCはほぼ設定通りに引けたけど、AT当選には苦労したということ。朝イチの6スルーが足を引っ張りましたね。

AT当選までのBC回数分布
BC回数	分布
1回	14.29%(1/7)
2回	14.29%(1/7)
3回	42.86%(3/7)
4回	14.29%(1/7)
5回	出現せず
6回	14.29%(1/7)
平均	3.14回

AT間のBC回数は平均3.14回となりました。AT初当り確率を見るに、コチラもイマイチな数値でしょう。平均2.5回未満であれば優秀かと思います。

BCの色比率
BCの種類	比率
赤頭BC	31.03%(9/29)
紫頭BC	68.97%(20/29)

続いてBCの色比率。絆2では奇数設定は青頭、偶数設定は赤頭に偏っていました(設定1は均等)。今作では青頭の代わりに紫頭が奇数設定の示唆になるかと予想されます。

そして設定5の実戦結果では紫頭が約69%と、予想通りの偏りを見せてくれました。

赤LEDスルーによって設定4以上が確定で、紫頭のBCにかなり偏っていて、AT中に波乱シナリオを確認…以上の要素から、これが絆2であれば設定5と予想するのが自然でしょう。

確定演出が出現したのはラッキーですが、とりあえず今回の実戦では設定推測はできたということになります。

ということで、絆2天膳の設定5実戦でした。この記事で最も伝えたかったこと。

「絆2と大体同じ」

…ということは伝わったかと思います。

絆2を打ち込んだ方なら通常時のモード推測や、AT中のシナリオ推測によってライバルに差をつけることが出来るかもしれません。

ホールによっては…特に今でも絆2に力を入れているホールでは高設定投入に期待できる機種となるでしょう。心当りのある方は積極的に打ってみるべきですな!

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