2号機時代には今も人気のシリーズ機の初代マシンが続々と登場!!
スロマガ創刊25周年を記念し、これまで様々な特別企画をお届けしてきたわけだが、その第5弾となる今回は、パチスロが歩んだ激動の歴史「回胴50年史」を堂々掲載!
今や娯楽としてすっかり定着しているパチスロだが、もちろん今日の繁栄に至るまでには様々な苦難や困難が存在した。この企画ではそんな紆余曲折を、当時の資料やスロマガのバックナンバーを元に振り返っていこう。
みなさんが愛するパチスロがどこで生まれ、どのような進化を遂げてきたのか? 決して勝利につながる情報ではないが、これを知れば今までとはまた違った思いで遊技を楽しむ事ができるだろう。また、みなさんのパチスロに対する愛がさらに深まるに違いない。
今回は1988年。2号機が登場した経緯とその詳細、当時の機種たちを紹介!
50年の歴史があるからこそ現在のパチスロがある!
今回は2号機以降の歴史をお届け!
1965年、日本初のストップボタン付きスロットマシン「オリンピア・スター」の登場から始まったパチスロの歴史。
前号のスロマガ10月号では、アメリカでのスロットマシン誕生から日本にパチスロとして定着するまでの道のりを振り返ったわけだが、後編となる今回は、2号機から現代に至るまでの歴史を一挙公開しよう。
新スペック登場により市場が活性化した2号機、裏モノの蔓延により業界衰退の危機に見舞われた3号機、そして革新的なゲーム性と出玉性能に全スロッターが狂喜した4号機…などなど、各時代には様々なドラマが存在した。
それではご覧いただこう。まずは今から27年前の1988年。2号機誕生の瞬間から話を進めよう。
2号機からスペックが3タイプに!!
ボーナス以外の出玉増加機能搭載!
1号機登場後、さらなるパチスロの発展を目指した日電協は、新たなシステムを用いた遊技機の認可を警察に陳情。それが認められ1988年に登場したのが2号機だ。
1号機からの大きな変更点として挙げられるのは、スペックがA・B・Cの3タイプに分類された事。これは主にBIG搭載の有無やJACイン(REG)回数を規定したもので、当時の主流はJACイン3回のAタイプ。ちなみにA~Cの分類は4号機時代まで受け継がれた規定で、5号機のノーマルタイプをAタイプと呼ぶホールや打ち手が存在するのは、このなごりである。
また、フルーツの集中やSINボーナスの集中といった、新たな出玉増加装置の搭載が許された事も特筆すべき点。これによってBIG・REGで出玉を増やすのみだったゲーム性が飛躍的に向上。さらなるパチスロ人気獲得につながった。
その他の細かい部分に目を向けると、BIGの純増枚数が370枚から350枚に引き下げられた事。ボーナスは毎ゲームのレバーONで抽選が受けられる完全確率方式のみとなり、吸い込み方式やブロック抽選方式がNGとなった事。1Gの遊技時間が4秒以上である事等も定められている。
なお、筐体の進化を言えば、クレジット機能が搭載された事によって操作性が大幅に向上。今でこそコインを貯留するクレジット装置は当たり前となっているが、当時は革新的な機能として打ち手に喜ばれた。
【おことわり】今回ページを作成するにあたり、パチスロ祭2015で掲載されていたパチスロ年表、日遊協広報誌の記事を参考にさせていただきました。また、パチスロ誕生までの歴史には諸説あり、紹介したのはその一説であることをお断りいたします。
今回はここまで! 次回(4月5日更新予定)は2号機から3号機へ移行期間を紹介! お楽しみに!!
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