パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで指定されたスタート地点から日本を巡ってゴールを目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を、前回までの角屋角成・日向七翔によるチャレンジに続き、今回もWEB上で完全復刻。9代目の旅打ち人となる天香膳一（あまがぜんいち）による日本縦断の旅の模様をお届けしていきます。

2018年8月1日、北海道をスタート地点としそのまま日本列島を南へ。各都道府県でノルマを達成しつつ、1年かけての沖縄到達を目指す今回の旅打ち。企画が進むたび過酷度がアップしていく中、無事にクリアできるのか要注目！

また2018年当時の設置機種ばかりとなりますが、未体験の地での立ち回りの様子はみなさんの参考になること間違いなし！　どんな機種でどのくらい勝っていくのか、その様子もあわせてチェックしてください!!

7月31日、北海道へと旅打つために、成田空港に到着しました。

飛行機に乗るのは修学旅行以来、さらに北海道は初上陸なのだからワクワクするのも当然。北海道に到着後は長い間お世話になるカブを受け取り、スタート地点の下見を行いました。その後は旅打ちスタート前の最後の晩餐をして、ホテルへ。

明日に備えて早めにベッドに入りましたが、おかしい、眠れない。気が付きませんでしたが、かなり緊張していたようです。無意識のうちにプレッシャーを感じていたことに驚きました。迎えた翌日、12時ちょうどに時計台の鐘の音が鳴り響く中、ついに史上最難関の旅打ちに出発しました。

まず、予め目星をつけていた地域の状況を確認。ジャグラーを中心にデータを見定めていきます。始めの展開がその後に大きく影響するだけに、この時間が重要。この状況の中で最も勝率の高そうな台に座り、早めにノルマクリアを目指す！

多くの地域を回ってみると、勝負になりそうな地域を確認することができました。天井・ゾーン狙いができそうな状況でしたが、最初から投資のかかるハイエナはしたくない。

そう思いながら店舗を見渡すと、何か物足りない。もう少し離れた地域も見てみると、中間設定が多く存在し、後ヅモできそうな店舗を発見。これはチャンス。展開次第では、ローリスクで拾えるので、旅打ちの最初には適していると判断しました。

そして旅打ち2日目、800G程度ではあるものの、良挙動のスーパーミラクルジャグラーを確保。順調にボーナスを重ね、見事後ヅモに成功しました！　その結果、一気にノルマ4万円をクリア。とりあえずプラス収支になり、一安心しました。

しかし、この調子でいけると思った3日目。気持ちに余裕を持った事で約3万円負けと手厚い制裁をくらう。

ここで、自分に喝を入れる。旅が始まり、投資に手が震えた事、稼働に対して怯えていた事、初心を忘れるなと。次の日からはリスクを減らすため、機種の選択や後ヅモするラインを再設定。これが功を奏し、再度ノルマをクリアする事に成功！　

今回のことを教訓に気を抜くことなくコツコツ収支を積み重ねていきたいと思います。