パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ！」2014年4月号より順次転載

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パチスロで勝利するためには、他の台の挙動を把握する事はとても重要である。

なんなら自分の台よりも、他の台をどれだけ見ているかの方が、立ち回る上ではよっぽど大事だったりする。

でも、他の台を見ろとは言っても、実際何を見ればいいのか。

機種によって見るべきポイントは多種多様ですが、最も大事なのは設定示唆系の演出、これに尽きるでしょう。

「他の台を見よ」 というのは即ち 「設定示唆系の演出を目撃せよ」という意味である。

設定示唆系の演出とは、バジリスク絆の撃破達成ベル回数、サミー系のトロフィー、番長3の終了画面など。

これらを1回目撃出来れば、他の挙動を把握出来ていなくとも、一発でお釣りがくる。

逆にどれだけ他の挙動を見ていようとも、これらを見逃してしまっては、他の台を見る意味も半減。

ただキョロキョロするのではなく、意識的に設定示唆系の演出を目撃することが重要なのだ。

さて、実戦データの日は朝から全6狙いで北斗強敵に着席。

しかし他の台を含めた挙動がよろしくなく、どうやら全6ではなさそう。

北斗強敵に見切りをつけ、昼前には退店してホール回り。

そして夕方に差し掛かる頃、とあるホールのバーサスのシマでふと足が止まる。

設置6台、稼働している台は2台。

その内の1台がBIG消化中、左リールに3連Vが停止。

いわゆる設定示唆を目撃出来る可能性がある状況です。

その行く末をシマの影からこっそり見守っていたらば…中リール中段にVがズビシ。

すなわち特殊ベルBorハズレが成立、設定56濃厚or設定2以上が確定した瞬間である。

こうなると先ほどまでの客観的視点はどこへやら。

どっちだ、右リールはどう止まる!?

上段なら設定2以上確定、中段なら設定56濃厚。

リールを見つめたその結果は…!

予想の斜め上を行く、右リール適当打ちでV揃わず。

そして数分後、コインがノマれたところで空き台に。

どうやらバーサスの設定示唆を知らない打ち手だった模様。

確かにこの時点では、どっちが成立していたか分からない。

しかし案ずるなかれ。中リール中段Vまでは目撃したのだから、BIGの獲得枚数が311枚なら設定56濃厚、309枚なら設定2以上確定だ。

データ履歴を遡り、獲得枚数をチェック。表示された枚数は…309枚。

そっちかー…という思いは拭えないけれど、このホールはバーサスに設定6を使う実績もあるし、最低でも2は保証されている。

とりあえず判別するかと打ち始めると、間もなくして今度は隣の台が中段V揃いで設定56濃厚、そしてまたしても空き台に。

飛び込むように移動し、その台をそのまま閉店まで打ち切り。

労せずして設定56ツモである。

他の台を見れば、自分で打たなくとも設定が分かるのだから、これを利用しない手はありません。

ま、BIGを引けなくてフルボッコにされてるんだけどね…。

この日の収支

総投資金額…6万9000円
総獲得枚数…576枚
総換金額…1万円
収支…-5万9000円

良いこと書いてますね。

他の台を見るに関してはほぼこの通りだと思います。

あまりにもキョロキョロしたり後ろでベガ立ちするのは良い所作とは言えないので、必要最低限かつ効率良く情報を集めたいなら高設定確定演出に絞るのが得策だと思います。

そのためにも、機種ごとの高設定確定演出が出るタイミングと種類はしっかり覚えておきたい。

スロマガモバイルアプリには機種ごとに「設定5・6確定演出」の項目があるので、迅速にチェック出来ますよ。