〇パチスロ攻略マガジン1996年12月号より転載

最近パチスロを打つと疲れやすい。肩・腰は痛くなるし、目も疲れる。終いに財布の中までやられたら目も当てられないようグッスン・オヨヨ。

※裏モノとメーカーは一切関係ありません。

ちわっス。

時代に逆らうかの如く意固地になって裏パチスロを打ち続けている上原っス。

ノーマルパチスロなんてクソ食らえ! 連チャン万歳!

しのけんバ～カ!

さて、言いたいこと言って落ちついたところで、「現在のパチスロ事情を考える」のお時間です。

え～と、僕がパチスロを初めて打ったのは高1の時で、 たしかファイヤーバード7Uでした(両替機と間違ってコインを買っちゃたんだけどね)。

それ以来、友達に誘われてちょくちょくと打つようになったんだけど、確かコインを持っての台移動は自由だったと記憶しています。

まあ当然のことですよね。この台は吸い込みってワケじゃないですからね。ニューペガを設置してた店は「コイン持っての台移動禁止」だったと思うんですが、確かにファイヤーバードはそんなのなかったっス。

で、現在なのですが、そういった風習が根付いてか「コイン持っての台移動禁止」っていう店が多いじゃないですか。

もう裏モノも少ないし、 モーニングも禁止なんだから「コイン持っての台移動禁止」っていうのナシにしてくれないっスかね。

だって、こんなの絶対意味がないと思いません? まさか設定判別を恐れているとかじゃないですよね。

そんなのやっている人なんて、たかがしれているんじゃないのかな?

あっ、それともアレか、高確率状態を拾い歩くハイエナを恐れているとか(違うか)。

ま、別に良いんですよ。ノーマルパチスロなんてあまり打たないから。

ただ「理不尽なルールだなあ～」と思ったから言っているだけなんスから。

世の中には「理不尽なルール」っていうのが結構あって、こういうのって凄く嫌いなんですよ。

なんで「タバコ・酒は20歳から」なのか、とかね。

だって、タバコを20歳過ぎたから今日から吸うぞ～! なんて意気込みで吸う人います?

20歳過ぎれば物心付いているんだから、体に悪いって分かりますって。

ただ高校時代にカッコ付けで吸っていて、それの惰性で吸っちゃうんですよ。

あれ? 僕は一体何の話をしているんでしょうか?

今日はお仕事の日なので会社にいます。

しかし僕の仕事はひと段落していたので、これといって急ぎの仕事はありません。

「あっ、こういった日に100連 (このコーナーの別名ね)やっちゃえばいいんだ」。

名案ですね。このコーナーは人気がないし、これといって役に立つページでもないので、片手間で片づけてしまえばいいのです。

そんなワケで、勝手気ままな100連レッツゴー!

さて、裏モノを打ちに行くのは良いのですが、知らない土地にひとりで打ちに行くのもナンです。

仮に100連チャンでもしちゃったら常連などにブッ飛ばされかねません。

ここは楽しくみんなで打ちに行きまし ょう。 では…。

「俺と一緒に100連チャンさせに行く人～！」

いるいる。やっぱりみんな連チャン大好き。僕を除いて計4人の勇者(?) 達が手を上げています。

勇者達を列挙しますと、解析人なのにオカルトが大好きなゼリヲ先生。

ミサイル(パチンコのミサイル7-7-6D)バカ、かつ銀河(デートライン銀河)バ力の松井。

あさがお塾はもう無くなったのに、なぜか朝イチ番長。

あだ名が「パル子(ニューパルが大好きだった為)」のクセに最近ではクランコしか打たないアホ娘。

さてそんな5人の100連チーム、果たして100連チャンするのでしょうか…？

…って、このコーナーってそんなコーナーだったか?

まあいいか、みんなくだらないノーマルパチスロなんてヤメて、裏モノ打とうぜ!

どうせ負けるんだったら裏モノの方が断然面白いって。

そりゃあ、先月号のように5万とか使って全然当らないっていう例もあるけど、やっぱり連チャンは楽しいって。

打っていて顔がニタニタしてくるもん。

ノーマルの何に期待をしているの?

すっとぼけて「この台は設定が高い」とか思っているの? そりゃアホですわ。

…って、またなんか変なことを書いてしまっているね。

原稿を書いている今、編集の補助をしてくれているスマップバカの「イシグロ」という女に変な理由をさんざ言われて、ちょっと原稿考えながら書いている場合じゃないんですよ。

僕だけですよ、原稿せっつかれているのは。

畜生、これは何かの陰謀に違いない。

こうやってこのコーナーの人気がど んどん落ちていくんだな(違う?)。

さあ、気を取り直して「100連」の話。

本日裏モノを打ちに行くのは決まったが、何を打つかは決めていない。

とりあえず電車に乗って、てきとーなところで降りて(ある程度の候補地はある)、そこにあるヤツを打つ、と気楽なモン。

黄色い電車に乗って、遠くまで行くのもナンだから、割合編集部から近い駅で下車。 そう、そこにはサファリがあるのだ。

実戦ホールには最新のCCとかも入っているが、僕らの標的はアニマルサファリ。

それと1.5 号機であるニューペガもあるので、ゼリヲ先生と番長はそっちの方が気に入ったらしい(パル子はクランコ。 アホかこいつ)。

とりあえず客付きの悪いアニマルサファリに僕と松井は隣り合わせで腰を下ろした。

すると…。

「ピーピーピーブゥインブウイン」と何かが壊れたのかと思うほどウルサイ。

それだけならばまだ良いが、BIGが掛かるとマジで切れてるのかと思うほどだ。

昔のエレカシだってこんな血管切れそうな音 (声)までいかないよ。

マジで途中狂ったかと思ったもん。

さて実戦の方なんですが、データ (ほしさんの絵は非常によろしい)を見てもらえば一目瞭然。

単発1回を除いては全てのボーナスが連チャンに繋がるという理想的展開。

途中何度か集中らしきモノもあったが、それはちょっぴりショボイので割愛(カ ッチョイイ)。

先月号の史上 (誌上) 最短のデータとは天と地の差だ。

ハマリも全然で、顔がニタニタしちゃってしょうがない。

しかし、そんな僕とは裏腹に隣の松井はREG4連 チャン後のまれ、再び突っ込み、REG2連チャン後のまれ、三度突っ込み、と全然ダメ。

REG絵柄であるバッテリーしか揃わないので、彼には「バッテリーマン」という称号を与えよう。

おお、なんだかテリーマンとバッファローマンがくっついた名前みたいでカッチョイイぞ。

まあ、名前はカッチョイイけど、実際は弱っちいってことなんだけどね。

そして結果はというと、6時頃帰りたくなったのでヤメ。

プレイ数も全然いっていないが、たくさん出たのでヨシとしよう。

お気楽、極楽のコーナーはコレだから良いね。

それはそうと、ボーナス出現率はなんと44分の1だった。

やっぱり裏モノ はこういったことがあるからヤメられないッス。