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【伝説企画】裏ウラべっかんこ~! 第19回【ザンガスⅡ編】

〇パチスロ攻略マガジン1998年3月号より転載

組長、長いお勤めご苦労さんでした。ヤメても一緒に酒は呑もうね。そんでもって朝までコース突入!


※裏モノとメーカーは一切関係ありません。

 

 

好みがある人はプロにはなれない

僕も何回か参加させてもらった「あさがお」が遂に終了。

番長→組長とは仲が良かっただけに、ちょっと悲しいです。

また、不人気コーナーのトップを争っていた仲でもあるので、これでちぎってしまうのかと思うとさらに悲しみは......。

 

はい、悲しんでばかりはいられないので、こちとらいつものテンションの如く、陽気にいきましょう。

えーと、これを読んでいるみなさんはスロマガの読者なのですから、 当然パチスロ好きなんですよね。

でもってパチスロを打つというのであれば当然パチンコ屋に行くハズ。

いうことは多少なりともパチンコも打つと思うのですが、どーでしょーか。

とりあえず、僕はそのどちらも打つのですが。

 

しかーし、その中でも全部が全部好きなのではなく、当然好みもあります。

僕の場合、とりあえずパチンコなら役モノ系で、パチスロならやはり裏モノということになります。

なんなんでしょうね、この好みというヤツは。

で、考えたのが僕が「プロ」ではないからなのだと思いました。

例えば「勝ち」にこだわるのなら、決して「機種の選択はしない」と思うんですよ。

当然ですよね、わざわざ勝てるかどうか分からない機種をプロは打ちませんもんね。

だからみなさんも、もし「勝ち」にこだわるのなら好みをなくすことですよ。

リセットモーニングかそれとも…

1998年になって一発目の「裏ウラ」。

雑誌とはコマッタもんで、発売日を考えると実にタイムリーでない導入だ。

しかし曲げることの出来ない事実、これは仕方のないことなのだ。ぶひー。

 

さて実戦は前ページのカコミでも触れているとおりのザンⅡ。

下皿がちょっと小さいが、連チャン性やゲーム性が素晴らしく、とても好きな機種である。

このザンⅡ情報を持ってきたのは、あさがおのねぎボウ。

あさがおで「ねぎボウ」となっているのでそう書いているのだが、面倒なので以下ここでは普段呼んでいるように「ネギ」とさせていただく。

 

で、彼はこのコーナーの実戦日に以前2回ほど来たことがあるのだが(1回はちらっと立ち寄っただけだが)、その両日共に僕は好調な出方で、彼の中での僕の存在は「かなりやる人」となっているハズ。

今回も会社の先輩として、その威厳を保てるように是非噴いてもらいたい。

が、昨年の後半の成績はというと、それはお分かりのように散々なもんで、相次ぐボロ負け状態。

仕舞いには企画自体ヤメたくなる始末......。

 

さらに輪を掛けるように、プライベートのパチンコ・パチスロ成績も最悪の状態で、頭までおかしくなってしまった。

どうおかしくなったのかというと、「確率は個人で収束するのではなく、シマで収束する」だの「理論値はあくまでも理論値であって、それはウソ」とまで言い出す始末。

かー、こんな状態で雑誌作っていて良いのかね、ホントに。

 

まあよろしい。とにかく彼の言うザンⅡを叩きに行こうではないか。

そんでもって恒例の同行者なのだが、それは去年からレギュラーと化している下の面々。

ホント毎回一緒に行っているんだから、早く持ち回りにしてもらいたいもんである。

 

では実戦に行ってみよう。店の状態はというと、客付きゼロ。

とっても怪しい状態ではあるが、ネギ曰く「いつもこんな感じ」らしい。

しかしこれでも出るというのだから、 仕方なく打ち始める面々。

するとボス&自分が1000円ですかさずBIG。

ネギが裏モノと言っているだけに「リセットか?」と疑うボス。

リセットどうこうは置いておくとしても、とりあえず今日の勝ちはもらったでしょう。

久しぶりの良い立ち上がりだが連チャンはナシ。

まあ連チャン突入は低いと聞いていたからしょうがないでしょう。

でもってみんなもポコポコと当たってきたようだ......が。

 

上原「ネギ、誰も連チャンしないよ。ホントに裏なの?」

ネギ「裏ですって、連チャン突入が低いって言ったじゃないですか」

~打ち続けること数時間~

上原「おい、そろそろ誰か連チャンしたって良いだろうよ。誰も連チャンしないとはどういうことだ」

ネギ「分かりましたよ、店員さんに聞いてくれば良いんでしょう。もう」

~店員の元へとパシるネギ。我々の元へ戻ってくると、ヤツはこんなこと言いだしやがった~

ネギ「なんかここいらも最近うるさいらしい......なんてこと言っているんですけど......」

一同「じゃあノーマルじゃねーか!」

ネギ「スミマセンですぅ~。おいしいカレーでも奢りますから許して下さい......。で、移動しましょう」

 

クソネギのバカめ、最後に確認したのが6月だって、てめー行く前は自信満々に「絶対裏です」なんて言ってたじゃねーか。

こんなだから後輩のちょもにもナメられるんだよ。

カレー奢るのなんてアタリマエだ。

で、カレー屋にて前菜の野菜(あくまでもサラダではない)を一口。

パクリ! グゲェ~、なんじゃこりゃ。

どうやったらこんなに不味く出来るんだー。

なんで野菜が暖かいの。ほわい?

ネギ「ねっ、うまいでしょ。あれ、みなさん食べないの? 僕が貰っちゃうですぅ~。おいしいですぅ~」

 

拓プロは不幸な家庭環境(母ちゃんがメシ作るのヘタらしい。カレーのおかずに刺身が出てきた前歴有り)だから喰っていたけど、他はみんな一口喰ってヤメたぞ。

これのどこがうまいんだ? おまえ頭も悪いけど、舌の感覚も完全に麻痺してやんな。ちくしょー。

確定裏の土地に移動すること数分。

ここにはブルドックボスと7ボールがある。

当然打つが、時間が時間なだけにこれから打ってデータになるかどうか?

 

上原「おまえデータになんなかったらどうすんだよ」

ネギ「また来れば良いですぅ。ねっ、そうしましょう」

上原「馬鹿、この企画は『ワンショットワンキル』なんだよ。『パパは絶対に負けないよ』なんだよ。

分かるか? 少しは〆切の都合も考えろ」

都合良くタイガーが連チャンしてくれたからデータはそれを採用したが、僕はというと結果マイナス1万3000円で終了。

それよりもだ、ネギてめぇナメてんのか。

2万くらい負けたからって、「あのー、僕もう帰ります」だ?

何言ってんだか。

一瞬止まっちゃたじゃねーか!

 


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