今回の更新は「ヘミニク編第二十一話」

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今回は、『スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳 BLACK EDITION』(以下、天膳)で万枚出た話をお届けしたいと思います。立ち回りの内容としては正直、奇跡に近いものになっております。

この日向かったのは、ジャグラーに当たりシマあり＆天膳にも設定5・6の5台並びがあるかもよ、といった内容の某店。

なぜ天膳が曖昧なのかと言うと、設置機種が初代絆2から天膳に切り替わった直後だったため、その傾向が継続するのか不明確だったから。まあでも多分天膳にもあるでしょ…といったテンションで参戦。

そして私が引いた抽選番号は、ジャグラーにも天膳にもかすりもしないほぼ最後尾の番号。正直絶望的である。

リセ恩恵のある機種をチョロチョロ打ち、昼前には手詰まり状態に。店移動もやむなしかといったところで、天膳に空き台を発見。どうせおは天喰らって-1000枚とかの履歴だろ…と思ったが、差枚数+800枚超あたりでヤメられていた。

ご存知の方も多いと思うが、天膳は“有利区間内で差枚数が+1000枚を超えると有利区間が切れて宿怨チャレンジに突入”する。宿怨チャレンジ成功時の期待値は2000枚超（全てを取り切った状態）とも言われているので、区間内での差枚数が+1000枚に近い台はチャンスということになる。

ということは、差枚数+800枚前後の台を一回BC当ててみるという立ち回りが成立する。天井にいったとしても、ATに入れて700枚ほど出せば宿怨チャレンジが貰えるということなのだ。

加えて今日は5台並びで設定5・6の可能性もある。そしてその箇所はまだ見えていない。つまりこの台にも設定5・6の可能性はある。期待値的に見たら打ち得しかない状況なのだ。

とりあえずは+1000枚までいけたらラッキーだなーと思いながら打ち始めると、まずは投資200枚でBC。これはスルーするも区間差枚数は+600枚、まだ追えるってことで続行すると立て続けにBC2発。そしてこれがATに繋がった。

現在の区間差枚数は+500枚といったところか。つまり500枚出せば宿怨チャレンジが貰える。今日の命運を賭けたバジリスクタイムだ。

そしてこのバジリスクタイムが……6連645枚獲得で宿怨チャレンジ突入！

いやギリギリだった、危なかった。打ち慣れたバジリスクタイムがこれほどシビれるとは思いませんでしたよ。

しかし勝負はまだ終わっていない、大事なのは宿怨チャレンジが成功するか否かだ。

そしてこの宿怨チャレンジが…30G完走で見事成功！ いやこれもシビれた、これほどカットイン来るなと祈ったことはない。

ここまで来てしまえば後は波に乗るだけ。結果、見事高ループを乗りこなして一撃2500枚を達成。+1000枚狙いがズバピタと成功した形となりました。

さて、どうしたものか。この台を設定狙いで追うべきだろうか。なんとなくだが、私の周りの台の挙動は良い気がする。並んでいるならこの辺にありそうな気はするが……ん？

僥倖…！ 2500枚を獲得したATの終了画面にて、なんと銀プレートが出現したのだ。設定3以上である。このホールでバジ絆2の設定3を見たことは一度もないため （多分）、ホールの法則を踏まえればこの時点で設定5以上が濃厚になったのだ。

これを受けて鼻息荒くして続行。設定5以上かつ有利区間の差枚数がプラス状態の天膳、とてつもない可能性を秘めた状態だ。

唯一差枚数がマイナス域に潜ってしまったのはこの直後だったが、BC3スルー後に引き当てたATが23連で一気にプラスへ浮上＆有利区間切り。有利区間を切れば宿怨チャレンジが出てくるし、差枚数プラス域からのスタートとなる。とにかく本機は有利区間を切ることが大事なのだ。

そしてこの後は高設定の本領発揮。

有利区間を切る→差枚プラスからスタート→高設定だからすぐATが当たる→1000枚到達→有利区間を切る…といういわゆる宿怨ループが発動し、宿怨チャレンジのループが止まらない。

終わってみれば宿怨チャレンジ計10回（成功3回）で、なんと1万3848枚もの出玉を獲得してしまった。宿怨ループ恐るべし。

設定のほうは赤頭BC45回、青頭BC26回（宿怨チャレンジ除く）で、偶数設定濃厚かつホールの法則を踏まえれば設定6だったのだと思います。

天膳が空いたのも運が良かったし、続行か否か迷ったところで銀プレートが出たことも運が良かった。それでいて万枚まで達成してしまったのだから、今年イチツイていた日であろうことに疑いの余地はありません。

今回で「ツボにハマった天膳はやれる」ということを知ってしまったので、今後の立ち回りがブレないように気を付けねばなりませんな。調子に乗るとスマスロはマジで怖いから。

まあでも万枚端数の6万円負けまでならギリ許してやるかあ…。←え？

それではまた次回！