※この連載は元パチマガライターにして現人気パチンコYoutuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」をはじめ、パチンコに関する様々な事象にも吠えまくる毎日更新コラムです。

過去の連載はコチラから

ということで第6回まできました！

で、30代前半～20代の人は携帯電話、スマホが当たり前の時代に生きてきたと思うけど

1977年生まれのオッサン世代は家電～PHS～ガラケー～スマホまですべて経験済みだぜ。

女の子の家に電話するときの緊張とかわかんねーんだろうなあ……

プルルルル……ボク「彼女出てくれ」→相手宅パパ「はい、〇〇ですが」

お義父さん(予定)が出た時の「地雷踏んだ感」はとんでもねえぞ……

まあだいたいがお義母さんで、これは想定済みなんですけどね。

で、もしもいま、タイムマシンがあって20年前に戻ったとしてパチンコ打ちながら手持ち無沙汰をどうすんのかなあ？

って疑問はありますし、そういや俺、携帯持ってなかったころどうしてたっけ？ ってのもある。

でね、昔の台、それこそ90年代、打ち始めのころの台をよく覚えてたり、なんならお店の風景も浮かんでくるのって、スマホがなかったからだと思うんだよね。

ずっと液晶を眺めていたから、小さな変化も気づいたし、思い出にも残ってるんだと思う。あとは今より台が長生きしたから単純に同じ台を打つことが今より圧倒的に多かった。

海3Rとか新海なんてそれこそ100万回転くらい回してるんじゃねえかってくらい(2機種合わせたら100万回転超えてる自信はあるね)

さて本題に参りましょう。スマホがない時代はズバリ！

「漫画や小説を読みながら打つこともあったけど、だいたいは液晶を眺めてた」です！

今じゃ無理だなあ……。パチンコゲーセンに古い台があったりするけど、それこそ90年代のパチンコを今打つにしてもスマホなしじゃ打っていられないかもしれん。

みんなもいまスマホなしでスロットやパチンコ一日打てっていわれても無理だと思うし俺は無理！

じゃあなぜ昔は打っていられたのか。

それは「スマホが無いのが当たり前だったから」

江戸時代に戻って、当時の人に「車はおろか自転車もないのに移動って苦痛じゃね？」って聞いてもそもそも徒歩以外の移動の手段がまずないわけで、それが当たり前だから苦痛でもなんでもなかったと思うんすよね。

だから技術の進歩ってある意味、人間に不幸をもたらしているのかなと。

たとえばTVもさ、昔は倍速もなかったしスキップもなかった。でも観ていられたのはそれが「当たり前」だったから。

いま、YouTubeとかで昔の番組がアップされてても「さっさと結論出せや」ってスキップしまくるもんなあ……。

あと、スマホがあると完全プライベートってほぼねえんだよ。ね　え　ん　だ　よ(大事なことなので二度言いました)。

あると思う？ ないぜ。だってLINEや電話でどこにいても捕まるんだもの。

これ若いコはわからない感覚かもしれないけど、携帯がなかったころって家を一歩出たらこちらから連絡しない限り、自分がどこで何をしているかを他人が知る手段がなかったの。

俺の学生時代なんて、「いってきまーす」って家を出たら、もう家族が俺に連絡する手段なんてないわけ。

今思えばぞっとするよな、10歳にも満たない子供が、子供だけで遊びに出かけてたんだぜ？ それこそ8歳とかだけで。

でも、だからこそ「さあ俺のターンだ」があったわけで心も休まったのかもしれないね。

今は休みでもLINEや電話で仕事のこととかくるし、なんならパチンコしててもボーっとできねえし(連絡無視できねえええ！)

あ、そうそう。携帯がなかったころってパチンコ店にお客様から電話がかかってくることけっこうあったよ。

店内放送で「近藤さま近藤さま、ご自宅からお電話がかかってきております」みたいにね。

さて、便利になりすぎた世の中、いま手に持っているそのスマホでジャイロ技研の動画をチェックするんだ！！

YouTubeでも雑誌でも傾きまくった(かたむきまくった)男のYouTubeチャンネル▽ジャイロ技研はこちらから！