※この連載は元パチマガライターにして現人気YouTuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」を軸に吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

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前回は一般景品の思い出を話した。

今回も古き良き時代の話をしようとおもう。

これも前回と同じ、三島広小路にあった「八億」というお店での出来事だった。

なお先に言っておくと、ありがちな昔はよかった的な美しい思い出話などではなくみんなが「うわあ・・・」とドン引きする結末が待っているぞ。

さて打っていたのは大一の一般電役リアルゴール。当時19歳の若者でお金もあまりなかったジャイロくん。

さらに言うと、「少しでもハマると途端にキレる性質」だったのです。

2倍ハマリなんて食らおうもんなら今では考えられないくらいキレ散らかして打っていた。

ここまできたらわかるとおもうが……その日は1万円でも当たらず、2万円目が消えようとしていた。

2万円目が消えそうとか言われても「大したことないじゃん」と思うだろうし俺もそう思う！

でも当時はもう1万円で当たらないとボヤきが入っていたのだよ。1000円で25回転くらいの台は打っていたしリアルゴールは一般電役で1/190とかそんなもんだったから。

さて2万円が消えそうになってきて、ヒートアップするジャイロくん19歳。

なんと台をドン！ ドン！ と叩き始めたのである。

さらに「おい！ いつになったら当たるんだよ！ もう2万だぞいい加減にしろXXすぞ!!」と大ボリュームで奇声を発しながら打っていたら、2つ隣の席で犬を抱えながら打っていたおじさん(これも令和ではありえんね)が玉を投げてきてこう言った。

「さっきからうるせーぞ！ そんなにイライラしてるなら帰れや小僧！」

ボクも当時は血の気MAXくんだったので100%こっちが悪いのに、

ボク「うるせえジジイ！！犬抱えながら打ってるんじゃねえ！」

と言い返した。怖いもの知らずですねえこの坊やは……。

もちろんその後追い出されたのは言うまでもない。

そういや当時は血の気の多いお客さん多かったなあ……(お前お前)。今はみんなおとなしいよね。

なお、パチンコを打ち続けると理不尽にも慣れていくというか、3倍ハマリくらいはそれなりに訪れるもんだって体に染みついてからは少しはおとなしくなりましたよ。

打ってるときに他の客と揉めることはなくなったけど、理不尽に負け続けると「不機嫌になる→号泣する」は今でも変わりません(まるで成長していない)。

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