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“HR確率” “優秀ネカセ” “SPルートの秘密”etc…。ハネモノを追い続けて30年のパチプロが気になる謎を徹底解明!! 【Pハネモノファミリースタジアム】

“HR確率” “優秀ネカセ” “SPルートの秘密”etc…。ハネモノを追い続けて30年のパチプロが気になる謎を徹底解明!! 【Pハネモノファミリースタジアム】

今回の更新は「永浪編第二十九

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こんな台を待っていた!

久しぶりの、しかもアムテックス以外からの、満を持してのハネモノ新台が登場した。その名も「Pハネモノ ファミリースタジアム」

Pハネモノファミスタ

なおこれからは懐かしさと親しみを込めての「ファミスタ」と呼ばせてもらう。

稼働の前にこの機種の説明を少しだけしてみる。

まずは皆が気になっているヤクモノから見てみよう。このヤクモノはノーマルルートとSPルートの2つから成立している。ヤクモノに入った玉が右へ行けばSPルート。左はノーマルルート。シーソーの動きで左右に振り分けているが、これは昔から色々な機種で使われている手法だ。

Pハネモノファミスタ

まずはノーマルルートから見てみたい。

ノーマルルートも2つのルートがある。上段ヤクモノの赤い橋を玉が渡り切って窪みへ止まると、プチSPルートとも言えるバットの根元辺りに真上から落ちてくる仕組み(ストレートコース選択)。この窪みにハマるのは1/4〜1/6くらいだろうか?

いわゆる「ティーバッティング」みたいな状況になり、バットが玉を捉えやすくなる。

Pハネモノファミスタ

一番割合が多くなる赤い橋を渡り切らなかった玉(変化球コース選択)は、バットをハネに見立てるならばいわゆる「ピンボール」のような状況になる。これだとバットで玉を捉えることが少々難しくなる。

台にもよるのだろうが1割は超えてくると思う。上限は1割5分程度だろうか?それとも2割近くまで打つ強打者もいるのだろうか?

Pハネモノファミスタ

そして激レアではあるがホームランがある。これは「ストレートコース」「変化球コース」、そのどちらからの入賞も確認出来た。これは激レア過ぎて確率は出せない。なんとなくの今の予想では幅が広過ぎるが1/200〜1/800の間くらいだと思っている。

もしかしたらとんでもないホームランバッターがどこかに居るのかもしれないが、あまり過度な期待は持たない方が良いだろう。ホームランが出たらむやみに感動しておくのが良いと思う。

ヒットになった玉はユラユラ揺れた後、赤穴に入れば大当りとなる。ここはまだよくわからないが、とりあえず事をややこしくしない為にまずは見た目通りの1/4と見做しておく。

Pハネモノファミスタ

そしてSPルートだが、ハネ開放に対してやや遅れて入ったタイミングがチャンスタイム。めちゃ遅ではダメ。

SPルートへ行った玉は回転体の上から落ちてきて回転体中央突起物に当たり、4つあるうちの何処かの穴へと入る。

オールドファンからすると一見「湘南爆走族」や「ファフナー」を思い起こさせる1/2の回転体に見える。

Pハネモノファミスタ

だがしかし、ここがすごいところだと思うのだが、メーカー発表では約1/3となっている。

何故かと言えば赤い部分が少しだけ出っ張っているのだ。それ故にその赤い部分から転げ落ちやすくなってしまう為、約1/3となっているようだ。そして約1/3となる理由はおそらく回転体中央突起物へ落ちる位置も影響していると思われる。

赤い部分が少しだけ出っ張っているとは言え、それだけで約1/3は作れないのではないかと思う。多分回転体中央突起物へと落ちる位置が中央よりは手前右側にズレているのと、回転体が手前側に傾いている為に手前側にしかほぼ落ちない。それが重なっておおむね約1/3という確率になるのだと思う。

実際ほとんどの玉は手前側120度くらいの範囲に落ちる。というか、そのくらいの角度以外に落ちた玉をまだ見たことがない。これがネカセ無し(角度水平)で回転体中央突起物の真上から落とせば、赤い部分が出っ張っているとは言え、見た目通りの1/2に近付いてしまうのではないだろうか?

ハネモノと切っても切り離せない『ネカセ』。影響はいかほど?

さてそんなヤクモノではあるが、ネカセの影響もどこまで大きいかは不明だが多分ある

ものすごくざっくり言えば、おそらく寝かせている方が良いのではないかと思っている。しかしファクターが多いゆえに、一概に言い切らせないところが憎いバランスだ。

寝かせた台はノーマルルートの変化球コースから来る玉が遅くなる。ここの玉脚の速遅はネカセによってそれなりに変わる。なのでそれ自体はプラスだと思うのだが、しかしそれだけでは無さそうなのがこの台の難しいところ。

玉脚が遅い台でも下段ヤクモノへと転がってきた玉が依れてしまい、バットにしっかりと当たらない台もある

Pハネモノファミスタ

またストレートコース選択率と、そこからのヒット率に関しては逆相関関係にあるのではないかと、今のところではあるが疑っている。なのでネカセはどちらが良いのかまだ言い切れない。

SPルートに行った玉も上に書いた理由から、角度が緩くなる寝かせた方が多少良くなるのではないかと思っている。しかしまあちょっと寝かせたくらいでは変化があるとは思えないのだが…。

今のところだが、台を寝かせて当たる日もあれば当たらない日もある。起こして当たるようになったこともある。1〜2日程度だとムラの範疇とも見做せてしまう。ノーマルルートは左右のバランスのほうが大事なのかもしれない。ヒットを阻む守備率も変わってくるのかもしれない。

ファクターが多いと言うこともあるが、同じネカセの台を打っても日によってファクター毎にバラけ過ぎて正直まだよくわからない。何処かにベストなネカセが隠れているとは思っている。引き続き今後の定点観測が必要だろう。

しかし、何処からでも大当りが期待出来てしまうというのは面白くも恐ろしい。やめようかと思っていても、最後にもう1個ヤクモノに玉を入れたいという欲求がどこまでも消えない。ぼんやりしていたら、負けていてもひたすら打ててしまう。

パチンコでしか味わうことの出来ない淡い依存性がある

ゲージで気になる三つの箇所

拾いのゲージは悪くないと思う。

フラットならば50%を超えるのではないだろうか。ハネが少し緩くて、玉がハネの先端に乗ると規定秒数以上開いてしまっているのも拾いの良さに繋がっている。さらにSP突入率を上げる要素にもなっていると思う

やや辛くなりがちなヤクモノに対してバランスを取っているのだろうか。

鳴きに関して言えば、1チャッカーは落としの命に対してハカマは右ズレ。命釘の左開けは騙し釘になりがちなので注意が必要

アタッカーは平均ラウンドがHR無しで平均5.16ラウンドと、トキオなどと比べると若干多いこともあり溢れやすいゲージとなっている。

また削り易くもある。しかし憎いことにアタッカーのセンサーは左だけにしかないので、通常の左打ちをしているとアタッカー内での遊び時間も作られている。

Pハネモノファミスタ

そしてヤクモノが少し辛くなることを見越してか、ヤクモノ内に入った玉の賞球は10個となっている。

近年はスタートチャッカーもヤクモノも5個という機種が多かった。なんだが懐かしい感じもある。さて、台の説明が思った以上に長くなってしまった。足早に実戦を振り返ってみたいと思う。

試行錯誤の実戦。

最近はなんだかんだでファミスタを打つ機会が増えている。今回も朝一からファミスタを狙っていた訳ではなかったのだが、落としの命の開けを見つけてしまったら打つしかないだろう。というか打ちたい

しかしファミスタはまだよくわからない部分がある。期待値の予想があまり立たない状況で打つハネモノは不安も楽しみもある。思えば最近はハネモノとは言え勝手にそれなりの期待値をはめ込んで、そして心を殺して地蔵のように打っている。パチンコにはこういうドキドキが必要だったことを改めて思い出した。

とは言え釘の予想はおおまかでは立てて打ってはいる。今日の台は鳴き14/1000円〜、拾い47〜48%といった予想で打ち始める。当り確率は1/25〜1/30の間くらいではないだろうか?

いきなり1発目の当たりがホームラン。柵越えは入った瞬間はびっくりするだけだが、あとからジワジワと喜びが湧いてくる。「あっ⁉」という驚きから後、ジワーッと溢れてくる痺れるような嬉しさ。これはすでに名機ならではの証かもしれない。

最初の2500個を打ち込んだ時点で鳴きは159。

拾いも81個で大当り8回と好調。しかしファミスタはヤクモノに拾った玉の払出しが10個。それ故にわずかではあるが、アムテックスのハネモノなどと比べると鳴きムラが大きくなりがちだ。この荒くて古い感じも好き。

その後は大当り確率で言えばグダグダが続く。とは言え最初の2500個で当たり過ぎたところを均していく感じ。それでも10ラウンドが多かったのでジワジワと玉を増やしていく。

そして夕方からまた大当りのラッシュが来る。3.5ラウンドで小刻みな大当りで18:30、41回目の大当りで6500個となる。

そのあとに10ラウンドが連発する。47回目のホームランでの大当りで万発突破。そこからは現状維持みたいな感じで21:35、遊技終了。

詳しくは下に2500個毎のデータを載せてみた。それを参照して欲しい。

2500個毎の打ち込み累積
鳴き 拾い 大当り
159 81 8
297 146 10
454 229 18
590 295 22
732 358 25
858 418 29
997 491 34
1119 567 51
1261 640 50
1373 697 63

鳴きは下ムラ、拾いは上ムラか?振り分けでは1750発強の上振れ。期待差玉は回転体をNルートから約1/4、SPルートを約1/3で計算したら7000個ほど。

多分まだよくわからないとはいえ、ホームランはすこし多かったと思う。SP突入率もすこし高かったのではないだろうか。そのほかのファクターも1日程度では収まらないだろう。そう考えるとたいした台ではなかったのかもしれないが、1日を通じてたいへん楽しめた稼働だった。

玉突きや玉詰まりといったハード面のクオリティに若干モヤモヤするところも無くはない。しかし今後じゃんじゃんと新台を作っていく過程で、そこら辺を徐々に解消してくれるのならなんの不満もない。是非増販&更なる新台を期待したい

本日の結果
(3.57円交換)
投資金額 500個
総獲得出玉 9787個
収支 +9287個
総鳴き回数
(千円あたりの回転率)
1426回
(13.7/1000円)
総拾い個数
(拾い率)
724個
(50.8%)
大当り確率 1/25.9
ヤクモノ詳細データ
SPルート選択個数 95個
SPルート大当り回数 25回
Nルート選択個数 629個
Nルートストレートコース選択個数 132個
Nルート
変化球コースからの
ヒット/大当り
68/19
(内HR2本)
Nルート
ストレートコースからの
ヒット/大当り
40/7
(内HR2本)
Nルート変化球コース選択時打率
(回転体まで到達した率 HR除く)
0.133
(66/497)
Nルートストレートコース選択時打率
(回転体まで到達した率 HR除く)
0.288
(88/132)

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