今回の更新は「緑山淳編第二十九話」

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世代的には野球ゲームといえば、やっぱりファミスタなんですよ。

そのファミスタがハネモノで登場するという事で導入前から期待！てことで早速突撃だ。

ウチの界隈はもうずっと新台の扱いがすこぶる悪いが、例えダメでも後々に活かせる稼働になれば良し！(ハードル下げ)

という事で、抽選から参加してなんとか台を確保。

はい、

もう面白そう！

野球盤みたいな役モノを見てるだけでウズウズしちゃうね。

まずは一通り釘の状態をチェック。他の店と比べられないからなんとも言えないけど、良くは無さそうだなあ…。

さっそく打ち出すと、投資千円で往年の落合の様な流し打ちから、守備の間を抜いて右回転体に向かった玉がV穴にIN！

おお、一連の流れが美しい！

てな感じで立ち上がりは良いスタートだったが、徐々に野球盤役モノが牙を向いてきた。

兎に角守備陣が強過ぎる。

中盤以降は好守連発＆右回転体のタイミング負けで厳しい展開に……。

では、ある程度打ち込んで気付いた事を書いていこう。

拾われた後に、ココに一旦貯留された玉の方が良いタイミングでバットに強打されるので、右回転体に向かう可能性が高い。

この構造により、この｢ストレートコース｣に多く行くかどうかが左ルートのクセの差になりそう。

しかし、強打されたからといっても守備役モノが行く手を阻んで来るし、回転体に行った所でV入賞率は約1/4。

という事で、左ルートからのクセの差はそこまで大きくならないんじゃないかと予想。

それよりも大きく差が出そうなのが、拾われた玉が右側に行くスペシャルルートの選択率だ。

SPルートからはだいたいどの台でも約1/3で当たるだろうから、その振り分けに差があるなら役物確率に大きく反映される。

速い玉の方が勢いで右に行きやすいと思われる。なので、ハネ上部のバラ釘の向きに注目。

拾い率にも影響するので重要度が高い。左向きの方が良い。(右側は右向き)

更に言うと、拾い率も重要だ。ハネに拾われた玉の賞球は10個。単純にチャンスが増えるだけでなく、玉持ちにもかなり影響する。

なので前述のバラ釘はもちろんの事、ストロークにも細心の注意を払いたい。

ブッコミを抜けた玉は間違いなくハネに向かうので、1発でも多くブッコミを抜ける様に目線は常に上でストロークを監視。そう、バイト初日の学生を見守る社員の気持ちでね！

次に2チャッカーについて。

おだてブタのように2開放目で拾われた玉はアツい!(※)というような事はないが、本機は役物がカラめなので、この2チャッカーにある程度のペースで入らないと厳しい。

※おだてブタ2は2チャッカーの2解放目に拾われた場合、トンズラープレートが出っ放しになっているので回転体突入濃厚。

しかも2チャッカーにだけ保留機能もあるので、意外と重要度は高い。

通常時、大当り中問わず2チャッカーだけは1つだけ保留があるので、液晶上のバットマークが点灯したら、打ち出しを止めてしまっての見逃しが無いようにしたい。

特に大当り後は忘れがちなので注意。

ちなみに盤面下部のセグの右端でも保留の点灯状況は見られるが、液晶のバットマークの方が見やすい。

はい。という事でツラツラと初打ちの所感を書いてきた訳なんですけどね、負 け ま し た。

データは下にまとめるとして、敗因は単純に鳴きが足りなかったのかなと。あと、守備陣がやっぱり強力。思ったよりもノーマルルートから右の回転体に行かなかった。

回転体に突入した際のV入賞に関してはたぶんノーマルルートからが約1/4。SPルートからが約1/3程度に落ち着くと思うので、今回の実戦では2.5回ほど大当りが足りて(ツイて)いない。

しかし、その大当りを取れていたとしても負け。やはり千円で12回弱のハネ開放回数では勝負にならない。役物確率1/13程度の台なら千円で14回くらいは欲しいかなと。

それかネカセが右に傾いているなどの理由で、SPルート選択率が20%に近い台なら可能性はある…かも？

いや、現実的には厳しいなあ(笑)。

ただ、決してアマい役モノでは無いが、これどうやったら当るんだよ…。みたいな絶望感が湧きにくい役モノになってるので、良く出来ている。例え同じ確率でも、打感としてそう思えるのは非常に大事だ。

打てる状況になったらリベンジですな。