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【来店演者の真実】現役パチンコ演者がパチンコ・パチスロ演者の「本当の年収」教えます。

パチンコパチスロ演者の年収

来店で演者に入るギャラはいくらなのか?

前回多くの反響をいただいた、パチンコ・パチスロ演者の年収記事。後半となる今回は予告通り現役パチ演者である私ジャイロが、演者のリアルな年収について書いていきたい。

具体的な金額の話をする前にまず、一言にパチンコ・パチスロ演者といっても3つのタイプにわかれるのでその概要を簡単に説明しておこう。

①会社員の演者

男性で媒体にいる場合はこのケースが多い。おそらく、寺井さんやスロパチの皆さんは社員ではなかろうか。自分もパチマガ在籍時代はアルバイト→正社員でこのパターンだった。

動画収録や来店などホール実戦が絡む仕事に関しては別途手当てがついたりもするが、基本は普通のサラリーマンと同じ月給制になる。

②媒体所属の演者

媒体に所属してはいるが会社員ではなく、媒体から外注先として仕事を受注する。パチマガスロマガでいえば和泉さんしのけんさんなどをはじめとした多くのライターがこれにあたる。

自身の媒体をメインに活動し、他媒体の動画やスカパー、地上波に出演したり、ホール来店業務を行う場合も、所属事務所のような形で自身の媒体を通して仕事を受けるのが基本になる。

③ 完全フリーランス演者

そしてどこにも所属しない、フリー演者と呼ばれる演者。演者活動だけでなく、営業も経理もすべて自分で行うことになる。成功すれば自分の功績だしその逆も然り。すべてが自己責任だ。今のジャイロくんはここになる。

 

まったく同じ条件で仕事をした場合の一日の収入はフリーランス>媒体所属>会社員。というか会社員の場合は月給なので比べる物でもない。

しかし安定感となると真逆の会社員>媒体所属>フリーランス の順になる。

ではさっそくギャラを見ていこう。

令和7年版 働き方別 演者のリアルギャラ(一例)

会社員(パチマガ)、ジャイロ技研所属、フリーと、どの立場も経験した私から、おおよその年収を書かせてもらう。収入は働き方によって大きく変わる。

  • ●会社員演者:

    • ボーナス込みで500万円〜800万円くらいが一般的。

    • ・1,000万円を超えることはまずないだろう。

  • ●媒体所属演者:

    • ・月にどれくらいの来店や動画仕事があるかによるが、800万円〜1,200万円が中央値といったところ。

    • ・2,000万円プレイヤーはごく一部の上澄みに限られる。

  • ●フリーランス演者:

    • ・媒体所属で800万円〜1,200万円程度の仕事量でも、フリーランスなら2,000万円を超えることもある。

    • ・これも仕事の数や内容によって大きく変動する。

こんなところかな。来店ギャラで言えば超有名人とかではない量産型演者ランクで、会社員は0円(実戦費を考慮した手当等が発生)、媒体所属は4~6万円フリーなら8~10万円強い人なら20万・30万もあると聞いている。

媒体の人は媒体に引かれる分があるから演者本人の手取りは安くなるが、ホールから見た売値ではそんなにフリーと変わらない。

お店も湯水のごとく金を使えるわけじゃないからギャラが高い人は宣伝効果や集客効果も高い。貰いすぎ、って意見もあると思うがそれは外野の言い分で、店は広告ツールのひとつとしてその効果に期待してお金を払っている。ギャラが高いと結果を求められるプレッシャーもその分大きいと思うで。

逆に俺はギャラが安いって言われるけど、その分リピートして1年でも2年でも呼んでもらいたいし、安いぶんお店も頑張ってくれて状況が良かったりするから不満はない。お店が頑張ってくれる⇨アピールもしやすいしお客様も来やすい⇨じゃあまたジャイロ呼ぶか。この循環を目指しているんだ。

 

少し話は逸れたが、ここで先週取り上げたてつさんのポストに戻ろう。あれは間違いではないんだけど、「そこそこの人で数千万」「フリーはみんなが思ってる何倍も稼ぐ」はちょっと話が大きくなっちゃってるのよ。

それにフリーランスは一番稼いでいるからと贅沢三昧で毎日がハッピーかと言うと全くそうでもなくて。
自分なんかは車の所有も控えており移動手段はスクーター。車も持ちたいがいまだに買うか悩んでる。いつまでこの仕事が続くかもわからないし、いつまで静岡にいるかもわからないからね。都内だと車なんて持てないし。

家だって家賃65000円のところと50000円のところでどっちに引っ越すかめっちゃ悩んで結局50000円のところに住んでるし、生活水準は上げてないどころか何なら会社員だったマガジン時代や鳥貴族時代より下がっているほどだ。

それは常に「仕事がなくなる恐怖」「先行き不安な恐怖」と戦っているから。

それに、不特定多数の方から厳しい言葉を浴びせられたり(SNSや動画のコメントなど)、いろんなリスクはあるもんですよ。

 

演者のメリット・デメリット(タイプ別)

さきほど、安定感は収入と真逆の会社員>媒体所属>フリーランス の順になると書いた。

会社員の場合は、ぶっちゃけ動画の再生が落ちようが上がろうがそんなに気にしない。「あ、落ちてきてんすね」程度である。

そしてそれについて詰められることもないと思われる。数字をどう上げるかは会社が考えるのよ。

仮に以下のようなことを会社から言われてもぶっちゃけ全然響かないのである。

会社「ジャイロくん、君の動画、最近再生が落ちてきてるよ!危機感持って!もっと考えて!」

ジャイロくん「あ、そうなんすねw(危機感?ねえよ。考えろって言うならもっと金よこせ)」

こうである。フリーランスになってつくづく思うけど良いよなあ会社員演者。

会社員演者から見るとフリーはギャラが良くていいよなあとお互いに隣の芝生は青く見える状態だろう。全部経験してきたこそ感じたメリットとデメリットを箇条書きにしてみると、

 

▼会社員型演者

  • ●メリット:

    • ・会社が仕事を持ってきてくれるため、心身ともに楽だ。

    • ・来年も生き残れるか想像して鬱になったりすることもない。

    • ・正社員という雇用形態の安心感、月給制の安定感。

    • ・正社員なので社会的ステータスもあり家を借りたりローンを組むことが容易。
  • ●デメリット:

    • ・収入は他の2タイプの演者より少ない。

 

▼媒体所属型演者

  • ●メリット:

    • 媒体の看板力に乗っかることができる。

    • ・媒体が営業をかけてくれて仕事が舞い込む。メーカーと繋がりがある媒体なら、メーカー案件ももらいやすい。

  • ●デメリット:

    • ・自分がやりたい仕事でも媒体の事情でやれないことがある。

    • ・媒体を挟むため、もらえるギャラは減る。

 

▼完全フリーランス型演者

  • ●メリット:

    • 自分の価格を自分で決めて売り込める。

    • ・代理店などを挟まずに仕事を取れたら、かなり高単価になる。

  • ●デメリット:

    • ・来年、いや来月どうなっているかわからない。急激に動画再生が落ちたり、何かやらかしてすべての予定が飛ぶかもしれない。

フリーランスは精神がもたん!

いやはや怖いよ、フリーランスは。結局フリーランスとは言っても安定して事業を継続するにはいかにして強い代理店と繋がれるかが大事だったりする。

ただ、22年前、このパチンコライターという仕事を始めた頃は、まともに稼げる仕事になるなんて思いもしなかったね。ライターで稼いで将来安泰なんて考えたこともなく、どちらかというと「40歳50歳になっても稼働で食っていけるべ」って考えでライターになったのよ(笑)

あとね、フリーランスだと動画の再生数やSNSのインプレッションのような数字にも一生追われ続けていつも今の数字がどうなっているのか気になって頭から離れない。この数字が営業道具であり看板みたいなものだし売上に直結する。ネット上だけでなく、実際の店舗にお客さんを集めるってこともしないとならないから毎回毎回いろんなプレッシャーがあります。

正直なとこ、メンタルがどこまで持つか……っていつも考えてますよ。今年度、そして来年度まで乗り越えられたらいいんだけどね。

そして、パチンコ台に向かって喋る毎日なんて、思ったほど楽しいお仕事でもなかったりしますよ。
 
あまり動画に出してもらえなくて腐っていた15年前の俺に、2025年の俺からひとこと言いたい。雑誌で書き仕事してる方が面白いぞw


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