まいど～！　ニッシーです！　牙狼の中古価格が暴落!?　お盆前に320万円まで高騰した価格が、今や出品は270万円。実際の成約となるとホールが買うとなれば200万円前半？　いや、9月中には180万円くらいまで下がるんじゃないか？

その暴落の背景にはこの機械が絡んでるんですよね。そう！　「ガンダムユニコーン」。

ハッキリ言ってそんなに期待してなかったっす！　ホールの多くは「牙狼の中古は高すぎて手に入らない…。お盆前だし、代わりにガンダムでも入れとくかぁ～。どうせ稼働もお盆過ぎたらダメだけだろうけど、その後は1パチか売却だな…」な～んて思っていたのだが、いい意味で予想を覆してくれたんですよね～。

で、逆に今はガンダムの中古価格が上昇中!!　恐らく購入出来る実勢価格は100万円くらい？

思い返して欲しい。2017～2019年、4円パチンコのミドルタイプ勢力図は、CR海シリーズとCR北斗無双の2大巨頭であった。Ｐ機がリリースされるもののパッっとした機械は無く、やっぱCR機だよね～！　と言った評価。

特に北斗無双は販売も検定期間も終了しており、ホールが欲しくても手に入れる事が出来ず。ホールの力関係もこの2機種の保有台数が決め手となっていた。

ところが今やどうですか？　「ミドル四天王」が形成されつつある。海シリーズはコロナによってその勢力を失いつつあるが、過去の遺産により殿堂入りとしよう。

では今の四天王といえば！　「ＣＲ北斗無双」「大工の源さん超韋駄天」「牙狼月虹ノ旅人」そして今回新たに加わった「機動戦士ガンダムユニコーン」と群雄割拠の様相！

前にも書いたけど、牙狼はおつきあいの機械購入頻度によって導入台数が決まった。だから1000台超えの大型ホールでも5台ぽっちしか導入出来ないケースも多かった。そんなホールにしてみれば「ガンダムユニコーン」のヒットは瓢箪から駒！

「今度いつ入るかわからない、中古でも300万円の牙狼より、80～100万円のユニコーンでええやん！」と、ガンダムに切替を計ってるのが牙狼暴落の要因。

また、4円パチンコがチョイ弱めで、牙狼の稼働が落ちて来たホールからは「稼働するのはハイエナか、０回転ヤメの台。要するに遊タイムがあるが故のデメリットが目立ってきた」との声が多い。

「牙狼を1台売却して、ガンダムを3台増やします！」と、シフトチェンジを行うホールも9月以降出て来そうです。

また、捨てる神あれば拾う神ありというか、値下がりのタイミングで念願の牙狼増台を企てるホールもある。牙狼が落ちて来たと言っても全国稼働はいまだに2位をキープ。

特に都会ではなく田舎のホール。その理由は…

店長A「ガンダムの客層は若すぎるよ～。夏休みやお盆の帰省で見かけない新規客も多くいたけど、夏が終わったら急落の可能性がありそうなんで…。そもそもこのエリアは、若いお客さんが少なく未だに海シリーズが主力なんで、ウチは牙狼中心に営業組みますよ。ガンダムは抜き続けて牙狼をお盆明けから千円スタートを20回にして看板台に育成しますよ！」

一方、他のお店では…

店長B「ウチは無双60台が看板なんで、そんな簡単にシフトチェンジ出来ないっすよ、稼働も2万7000発あるしね！　来年の撤去までは無双を薄利で使い続けるんで、ガンダム、牙狼も増やさず台粗利1万円は必達！　看板台の無双の肥やしであり続けてもらいます」

店長C「四天王は全部抜きです！　その代わりみんなの評価が低い沖海５に客を付けに行きます！　そんなに悪い機械ですか沖海？　ウチは稼働メチャイイっすよ。ただ導入から400万程赤字ですけどね(笑)。供給過多？　コロナの影響？　確かにあるけど～みんな目先の稼働に惑わされ過ぎでしょ？」

他にはこんな意見も…。

店長D「源さんは落ちて来たけど、無双が無くなれば稼働も戻るし、今が正念場！」

店長E「無双、海、牙狼じゃなくガンダム・宇宙戦艦ヤマトの爆裂ボックスで差別化！」

店長F「ミドルはウチのレベルでは無理～！　今後の乃木坂46？　超電磁砲？　のライトミドルを主軸に検討してます！」

どうですか？　みんな頑張る機種がバラバラになってきましたわ～。画一的な推し機種では無く、ホール独自の思惑が生まれてるんですよね～パチンコは！

よって、ユーザーの方が狙うとすれば、ある店は牙狼が甘い、ある店はガンダムが甘い！　などなどお店の推しが多様化するので、そのあたりを見極める事が大事になるかと思います！

色んな戦術が組めるパチンコ部門のコンサルは今楽しいっすよ。逆にスロットは相変わらずジャグ依存一択の営業…。スロ専のコンサルの時はホンマ胃が痛いっすわ…。