まいど～！　ニッシーです！　近年のパチンコブーム。６月の大阪では8～9年ぶりに、パチンコの客数がスロットの客数を上回りました（他の５大都市はまだスロットの方が多いです）。

その牽引役はもちろん、源さん韋駄天の大ヒットに続く今回の牙狼！　ホンマに稼働が落ちないっすねぇ～！　これにつられてか、ひとつ前の真・牙狼まで稼働が上がってる。みんな間違えて座ってないかい？(笑)

そして中古の成約価格は7月4日の時点で300万円！　この価格でも買う店があるから成約するのは、いかに牙狼が儲かる機械であるかの裏付けでもある。

とは言え、繁盛店の牙狼稼働率が90％ほどとすれば、千円スタート16回くらいで台粗2万円。これでも回収には5ヵ月もかかっちゃう。まあ、普通のホールは買わんよね。では、どんなホールが買うかと言えば…。

とある、台のお付き合いが大っ嫌いなホールがある。それでも地域一番店を維持する、そりゃもうお手本の様なホールなんだけど、今回も500台のパチンコ設置に対して牙狼が４台しか入らなかったんすよ。

一方、近くのライバル店が大量の44台を導入すると、オープン以来鉄壁だった牙城が崩れつつあるんだよねぇ。今、そのホールが業者に言っているのは、買える物件は全部持って来い！　言い値で買うから！　そう、かなり焦ってます。

逆に、すでに牙狼の稼働が50％稼働のホールからすれば豚に真珠。そんなホールは…。

店長「売るわ！　ウチは8台あるけど、3台いらん。280万円で買いたい業者がいるからもう売るで～？」

ボク「ちょっと待った～！　280万円では安いっすよ！」

店長「業者も280で仕入れて300で売るんやろ？　手数料もあるし妥当ちゃうん？」

ボク「ボクが担当している別のクライアントが欲しいそうなので、290でどうです？」

店長「ほう！　台あたり10万円得するんやったらエエで～！」

って感じで仲介に入り、290万円で3台成約！　どちらにしてもWIN-WINとなりました！

で、先週金曜にただいま～っと帰宅。あれ？　嫁が仏頂面だけどどうしたん？

嫁「コレ何よ!!」

バカでかい横長の発泡スチロールが、玄関の横に置いてある。（先日黙って新調したドライバーにしては、箱がデカすぎるような…？）

こんなの知らんよ！　と、箱の側面に目をやると…お魚さんの絵？　なんだ？　伝票の送り主を見ると、牙狼を購入してもらったクライアントの社長からでした。電話で話を聞いてみると…

社長「30万ほど安く購入させてもらったみたいやなぁ～！　お礼にニッシー君が好きって言ってた、最高級のブリを3匹送っといたから。家族で食べて～♪」

ボク「はぁ…。あ、ありがとうございます(汗)」

恐る恐るフタを開けると、ウチの５歳の娘と背丈が変わらん程のバカデカいブリが3匹…。しかもご立派に一切の処理もなく海から引き揚げられたまんまのお姿！

誰がさばくねん！　結局、スーパーの魚屋に持って行って捌いてもらったら4000円取られました。おにいちゃん！　刺身にしたら約100人前なるで～！　との事。ホンマありがたいけど、これには困りました…。

そう言えば過去にはもっとスケールの大きな事もありました。倒産寸前の会社を回復させた事があって、その時はなんと車が送られてきたんですよ！

しかもBMW-X5！　サラリーマンがそう簡単に乗れる車じゃなかったんで嬉しかったんだけど、いざ乗ると燃費はリッター3キロ。しかもハイオク(泣)。

もはや小銭バラまいて走ってるようなもん。この車来てから家計が赤字になっとるやんけ！　って、あの時も嫁は怒ってましたわ…。

めっちゃ話が飛びました(笑)。牙狼ですが、相変わらず再版の予定はなく、年末までは今の台数のままになりそう？　となると、値段は下がっても250万円までかなと思ってます。

そして、年末頃に登場するかもと一部で噂されている遊タイムなしの牙狼は、是が非でも導入せねばならぬ…というワケで、もうすでにロビー活動が始まっています。いつもの北電子さんだけでなく、今やSanseiさんにもゴマをスリスリ中！

9月には全国のホールで「Pキャプテン翼2020」の大量導入を目にする事になるでしょう。世界に誇る高橋陽一先生の作品でさえも、パチンコ業界では牙狼の完全なバーターとは、すごい世界ですわ(笑)。