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止め打ち等の技術介入は、店員を警戒しながらやっているのになぜバレてしまうのか!?

止め打ち等の技術介入は、店員を警戒しながらやっているのになぜバレてしまうのか!?

はじめに

虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第21回。

 


 

最近、以前に比べて出玉没収や出禁等が多くなり、SNSを中心に話題になっています。その原因の一つにパチンコでの技術介入(保3止め、電サポ中の止め打ち、オーバー入賞狙い等)があります。

そこで今回は、「止め打ち等の技術介入は、店員を警戒しながらやっているのになぜバレてしまうのか!?」というテーマについて、元ホール店長のお話を参考に解説していきたいと思います。

技術介入『止め打ち』は違法なの!?

まず結論から言うと、ゴト行為と違って違法ではありません。あくまで、遊技約款に書かれている「変則打ち等禁止」に該当するハウスルールであり、それが理由で逮捕されるなどということも絶対にありません

しかし、「出禁」の回(→リンク)でも紹介した通り、ホールには施設管理権というものがあり、独自のルールを決めることが出来ます。そして、それに従わないで居座った場合、不退去罪で警察に介入してもらうことも可能となります。

店員警戒は無意味!!実は、ホルコンでバレバレ!?

私のコラムでお話したホルコン(→リンク)。実は、こんなところでもその実力を発揮していたのです。例えば、以下のように把握されます。

《保3止め》

【通常打ち】 入賞スタート(100個)>有効スタート(80回転)

【止め打ち】 入賞スタート(100個)≒有効スタート(98回転)

※入賞スタート=スタートチャッカーへの入賞個数/有効スタート=デジタル回転回数

止め打ちを行うと無駄玉を打たないため、ヘソへのオーバー入賞数が激減しなす。結果、有効スタート数の近似値になるため実はバレバレ。

 

《電サポ中止め打ち》

【通常打ち】 ベースA 打ち出し100個 払い出し85個 →微減

【止め打ち】 ベースA 打ち出し100個 払い出し110個 →微増

※ベースA(BA)=甘モード(確変、時短中)時のベース

基本、パチンコの右打ち中などは、打ちっぱなしだと85~90%の戻しがあるのが通常だが、それがほぼ100%だったり、プラス域に達することなどで、ホルコンを見れば一目瞭然。

 

《オーバー入賞》

【通常打ち入賞】 イン個数100個 アウト個数1500個

【オーバー入賞】 イン個数110個 アウト個数1650個

明らかにアウト値がメーカー発表値から乖離しているのが丸わかりとなる。

 

上級者はホール店員を警戒して打っているものですが、実際は上記のように、ホルコンで丸わかりになっているのです。そして、こちらはホールが予定していた利益に想定外に割り込んできた損失となるため、特に昨今、警戒するホールが増えてきた、という流れです。

ちなみにパチスロは、現在ではホールも技術介入が行われることを織り込み済みで営業するものなので問題はないとのこと(※昔は、小役目押しやリプレイハズシ禁止のホールもあった)

ホールが『止め打ち』を嫌う理由

技術介入を許容すると、計画的に利益を確保するためには、そのシワ寄せとして回転率や出率を削らなければなりません。その影響で、ホールにとって優良なお客さんへの負担が増加してしまうことになります。

つまり、知人の元ホール店長の話では、一部の上級者はしっかりと締め出し、お店にとって優良なお客さん(=技術介入でホールの想定外の出玉を獲得しない人)にしっかり還元し、長く通ってもらいたいという結論を出すホールが増えてきたそうなのです。ちなみに彼自身は、奥さんより若い女性従業員を優先したため、家庭を失いましたが(笑)。

まとめ

違法ではないにしろ、高価交換のホールが増えたこともあって、確実にホールにとってありがたくない技術介入となってしまった「止め打ち」。終日やる際は、ホールによっては最悪の事態も念頭に置かなくてはならないご時世に。突如、規制が厳しくなるホールや、一発出禁をするホールがあったり、はたまた、とんでもない理由で出禁になったプロも…。

私の周囲の一部プロには、「止め打ち」を気づかれずにやる方法を把握している方々もいます。それについては、またの機会に。

ちなみに、虚心はキャバ嬢に気づかれずに谷間をのぞき込むことなら大得意です(笑)。


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