はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第7回。
皆さんは、「値段も約50万円と安くもないのに、人気が出そうもない機種をなんでこんな台数導入するの!?」と新装開店時、疑問に感じたことはありませんか?
このような、本命機種導入のために購入された機種を、業界では機歴(機種)と呼びます。先日、山ちゃんのコラムでも書かれていましたが、基本こういった機種は、どこでも導入されているのにイマイチな扱いのホールがほとんどです。当然、勝ちづらいのでほとんどのパチプロが敬遠する機種となります。
機歴機種とは…!?
機歴機種とは、ホールが欲しいと思う本命機種を少しでも優遇して売って貰う目的で、メーカーさんとの親睦を深めるために購入する機種を言います。
機歴には、先機歴と言って本命機種の導入前に購入するパターンと、後機歴と言って本命機種購入時に以後登場する他機種の購入を約束するパターンの二種類が存在します。
機歴機種はパチンコ・パチスロ業界の発展のために必要!?
知人の元メーカー開発マンの話だと、メーカーとしては続々と”新スペック”、”新機能”を開発しており、それを試すためにリリースした機種、つまり”お試し機種”が結果的に機歴機種となってしまうことが多い、とのことでした。
つまり、その”新スペック”、”新機能”が好評であれば、それを本命機種で流用することができるので、パチンコ・パチスロの機械性能を上げることに寄与している、、、と言えないこともないかもしれません。。。いや、強引か(笑)。
機歴機種の扱いが悪い理由とは!?
ホールにとってもメーカーにとっても、どうしても”お試し機種”の枠を出ず、事前注目度的に本命とはならないため、結果として導入時の扱いは良いモノではありません。人気が出るかどうかも分からないため、ホール側は先に導入費用を回収しがちだからです。
ちなみに、これが本命機種の場合は、以前、私のコラム(→リンク)で紹介した通りとなります。
もちろん、お試し中にジワジワと人気が出た5号機「銀●英雄伝説」や、最近だと「P大●の源さん超韋駄天」のような機種も存在します。そういった機種は後に増台され、甘めに扱われることも十分あります。が、基本、機歴機種が美味しい状況になるのは極めてレアケースとなります。
まとめ
楽しみたいなら話は別ですが、勝ちに執着するならば機歴機種に触ることはオススメしません。
知人ホール関係者の中には、機歴機種のことを「笑ェないせぇるすまん失笑」だとか「地獄症状ハナからダメ」だとか非常に悪く言っている方もおりましたが、先ほどの元メーカー開発マン曰く、「右のスピードの爽快感が生まれたのも、1G連が生まれたのも、すべて機歴機種のおかげ。打ち手からすると勝ちに繋がりませんが、パチンコ・パチスロ業界の発展のためには、機歴機種は必要不可欠」なのだとか…。おや?上述の強引な仮説、あながち間違ってなかったかも(笑)。
キャバクラでも、ボトル入れたらアフターOKになる機歴…あったらいいなァ(切実)
※当記事の内容はライター「虚心坦懐」の独自見解に基づくものであり、編集部の意見とは関係ありません。
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