今回の更新は「ヘミニク編第二十九話」

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もしかして今って、

設定狙いバブルなのかもしれない…。

そんなことをちょろっと思い始めた今日この頃。

『こんなに荒い機種ばっかりでどこがバブル？』

『めちゃくちゃ設定推測ムズかしいでしょ』

『6号機初期の方が勝ちやすかった台が多かった』

というような声が聞こえて来そうです。確かにその通り。今のパチスロ、いくらなんでもお金がかかり過ぎです。しかし、この環境は私が思い描く設定狙いで勝ちやすい環境というものにかなり近いと感じます。

その環境というのが、「他者と差を付けやすいこと」です。

・荒い機種ばかりで打てない＝競争率が減る

・設定推測がムズかしい＝高設定でも空く

・勝ちやすい台がない＝誰でも簡単に勝てるわけではない

といったように、難しければ難しいほど、そのハードルを突破出来る人間が減るんですよね。

私個人としては、簡単な機種が多かったとされる6号機初期のほうが逆にきつかった。なぜなら誰でも設定狙いで勝てたから。HEY鏡、リゼロ、まどか叛逆あたりは設定推測もかなりイージーで、ローリスクで設定狙いが出来ました。

加えて軍団、打ち子、引き子も多く、台に座れてしまえば大した知識が無くても高設定を判別出来ていました。

つまり、パチスロが簡単だったってことです。

じゃあアナタも簡単に勝てていないとおかしいのでは？と思うかもしれません。まあ確かにそうなんですが、誤解を恐れずに言うならば、簡単過ぎると取り分が減るんです。

設定狙いとは平たく言ってしまえばホールの還元分があって、それをお客で取り合うゲームなのですが、であればライバルは少ない方が良いのは明白でしょう。

ただこの状況を良しとするかは別。一部のユーザーしか打てない環境なんて、先が見えているとしか思えません。だから手放しで喜ぶ気にもなれません。

とはいえここ一年くらいは高設定ツモ率がかなり高くなっているのもまた事実。特にスマスロのツモ率は良好です。

今回の実戦は6台並びで設定6という法則アリのホールでの実戦。

実戦した機種を先に行ってしまうと、「チバリヨ2」と「パチスロ からくりサーカス」です。どちらも荒波機種として名を馳せる台です。

チバリヨ2は共通パイン確率が悪いのでヤメ、二台目のからくりサーカスは早々に液晶1000を超えてしまったのでヤメ（高設定ほど1000超えにくい）。

三台目のからくりサーカスは、打ち始めてすぐに隣の台から設定456確定が出現。6台並びで設定6という法則アリなので、この時点で私の台も設定6濃厚です。

すると二回連続液晶900台で当選（高設定ほど当たりやすい）するなど、内容も完璧。さああとはタマ出すだけだ！

黙々とカネを入れ続け、投資11万円目、今日初の運命の一劇に辿り着く。これを通せれば勝ち、通せなければ負け。その名の通り運命の一劇である。

…も、失敗。マイナス6万円で終了ということになりました。

さくっと実戦の内容を書いてはみたものの、まあ狂っていますね。設定6をツモって11万円投資してそれを一撃でひっくり返すか否かの勝負なんて、そりゃ多くの人はついていけねーわってなりますわな。

しかしこれが今のパチスロ設定狙いの現実。今回のは極端ですが、基本的にはこういった勝負になるのが今の環境なのです。

加えて、チバリヨ2の中段パイン確率、からくりサーカスのゲーム数振り分けなんかは、メーカー公表値が存在しません。これを知っているか否かで全然違うのに、知らない人も多いハズです。つまり知識の差がもの凄くつきやすいんですよね。

軍資金の差、知識の差が露骨に表れている時代と言えると思います。軍資金はどうしようもないですが、知識に関しては当サイトである程度補完出来るハズです。（チバリヨ2の中段パインは私のコラムに、からくりサーカスは機種ページに実戦値が載っている）

更にスマスロをよく打つライターのコラムにはしれっとクリティカルな情報が書いてあったりします。いやそんな情報なら大々的に載せろよと思うかもしれませんが、そうはいかない事情がある上に、100％合っているとも限らないんですよね。

とりあえずここ(パチマガスロマガ)のライターが書く内容は私の実戦上大体合っています。まあ期待度75％といったところでしょうか。完全には信じ切らないのがミソです。

ということでパチスロも格差がデカくなってきているというお話でした。特に知識の差は思った以上に大きい。私も振り落とされないようついていくのに必死です。それでは！