今回の更新は「ヘミニク編第二十八話」

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「この台勝てるから打った方が良いよ」

「設定狙いの安定感北斗クラス」

「なんでヘミ打たないの？」

ここ最近、ちょいちょい言われた言葉である。

なんの話かって、「スマスロ 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の話だ。

去年の6月に導入され、荒波マシンばかりのスマスロにおいて安定感のある台だともっぱら評判の本機。ではなぜ、私は今までこれを打たなかったのか。

それはもう早い段階で、防振りは無理なく打てるスマスロだと「みんなにバレてしまっていた」からだ。

導入台数は決して多くなく、メインというよりはサブ機種扱いの本機。しかしながら、打ちやすいスペックということで、朝イチの稼働率がかなり高い。つまり競争率が異様に高かったのである。

その為、「打ちたいのは山々だけど、アツい日は朝イチから埋まって打つ機会がなかなか無いんです。」ということだった。

しかしながら、ようやく打つチャンスが回って来た。

6台並びで5・6がある某店にて抽選で良番を引けて朝からの実戦である。

さて、打ちやすいスペックとはいったものの、設定推測自体は簡単ではないと思う。

基本は5枚役を数えながら、数多くある設定推測要素を監視。個人的に重要だなと感じたのは、弱レア小役からのCZ当選、ボーナス直撃、BET高確だ。

特に直撃とBET高確は見間違えることがほぼ無い上に設定差も大きいので、これらを早い段階で確認出来ることが肝になりそう。

とはいえ、どちらもそれなりに分母が重いので、そう簡単には引けない。そこを弱レア小役CZ、5枚役確率、各種高設定示唆などで補っていく…という感じでしょう。

さて今回は6台並びで5・6狙いなのだが、早い段階で隣の台からキャラ紹介・大天使メイプルが出てしまった。これは0.05～0.50％というなんとも絶妙な設定差である。

押せるには押せるが、濃厚とまではいかない感じか…？もう一回出たらさすがに濃厚だろうけど…と思っていたら、他の台からも同様のキャラ紹介が出現。

さすがにあるのかこれは。

すると私の台も設定差の大きいBET高確が出現。弱レア小役からもCZが出てきている…ような気がする。そうこうしているうちにボーナス連打であれよあれよの2000枚オーバー。

有利区間はどこで切れたか分かりにくい仕様になっていますが、リセット後は防御状態Lv4からスタートということを考えると、自力でLv4まで上げたら切れる、とかでしょうか。とはいえあまり小難しいことは考えずに打てそうです。

その後も私の台の勢いは止まらず、シマトップで5000枚オーバー。

台に出させて貰っているというよりは、自分のヒキで出しているという感じ。ヒキ次第ではこういった展開も可能ということですね。

夕方には設定5・6確定も出現し、結果6702枚の大勝ちでした。

触れ込み通り、出玉の安定感はスマスロにしてはかなりありそうな感じ。

ただ、『スマスロにしては』です。

設定6が確定している台でモミモミし続けて結果マイナスで終わった…というような台もあったので、ある程度のヒキは必要になってくると思います。

有利区間リセット後の恩恵が強いようにも見えますが、転落耐性Lvが高くないと差枚で有利を切るのが難しい＝有利を切った際の恩恵（転落耐性Lｖ4）との差が小さい、ということになるので、有利切りゲーではないと思います。

有利切りゲーではないということは、どこからでも打てるということになり、強いては有利区間を切らなくても出るということなので、勝率が高くなるというのも頷けます。

ということで防振り実戦でした。サミーは他のメーカーと比べて無茶な台を作って来ないイメージがあるので、サミーというだけで良台かも…と思いつつある今日この頃です。