<FREE's archives #107>
当連載<FREE's archives>では、過去に掲載された『パチマガスロマガFREE』の記事の中から、特に内容の濃かった&反響の大きかった記事を改めてご紹介します。
はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第38回。
ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。本年もパチマガスロマガFREE、パチマガスロマガモバイル共々、よろしくお願い申し上げます。
さて。昔から、お客が全然いないのに、なかなか潰れないホールを不思議に感じたことがある方も読者の中にはいるでしょう。今回は、パチンコ台がいったいどのくらい稼いでいるのかを解説していきたいと思います。
パチンコ台、1台あたりの売上は!?
《パチンコ台は1分間に打てるのは、100発!!》
パチンコ台で打ち出せる玉数は、1分間に100発という数値が定められています。それ以上でもそれ以下でもNG。新台を導入した際に行われる警察による検査が、まさにこれなのです。
《1台当りの売上は!?》
パチンコ台は1分間に100発打ち込む事が出来るので、単純計算すると1分間の売上は400円、1時間の売上は24,000円、パチンコ店が13時間営業だと312,000円の売上になります。しかし現実は、長い演出や保留満タン時、食事やトイレ等の休憩など打たれない時間もあるため、フル稼働でも1台当りの売上は概ね240,000円程度となります。
パチンコ店でのパチンコ台の一日の売上は!?
《設置台数に稼働率を加味した売上》
…よくある中型店と大型店のパチンコでの売上は、上記のようになります。当然、同じ台数を設置していても、稼働率により、大きく売上は変わってきます。そのため、ホールは、少しでも客付を良くしたい訳です。
パチンコ店のパチンコ台の一日の粗利益は!?
それでは次に、パチ屋がどれだけ儲かっているのかを説明していきましょう。先ほどの売上から景品に交換された出玉分を差し引いたものが『粗利』と言って、パチンコ台のみでの利益となります。
通常営業時はパチスロの設定1と同等で、多くのホールが分岐スタート(打ち手側のボーダー的な数値)20回転の台なら、17、8回転くらいで扱い機械割97%程度で営業を行います。因みに昨今では、分岐-5、6回転、機械割80%程度の台を扱うホールも多いため、そちらも含め、実際のホールの一日の粗利がどんな程度なのか見てみましょう。
《パチンコ店の設置台数及び稼働率別の粗利》
~通常店舗~
~ボッタ店舗~
…と、こんな感じになります。ここから、新台購入等の設備投資や人件費、水道光熱費や家賃等の固定費、広告宣伝費等を指し引いたものが、ホールの営業利益となるわけです。また、ボッタ店の粗利を見てわかるように、同じ低稼働でも粗利は7倍近く変わります。これが、お客が少ないのに、なかなかホールが潰れない理由なのです。
まとめ
優良店を見抜く一つの指標として、こういった知識が必要となります。ホールに行った際に稼働率をチェックすることも、そのホールが強い日にどれだけ還元できるかの判断基準となるので、実は重要なのです。
さながら、虚心がキャバクラに入店した際に、どんなヘルプ嬢が着くのかまでチェックするように…(笑)。
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