今回の更新は「緑山淳編第三十話」

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狙っていた機種がある。

3月3日に導入が開始された「PA大海物語5ブラックLT99ver.」だ。

確率約1/99の甘デジだが、右打ち時の振り分け10％で継続率93%のLTに突入する仕様。

大海ブラックシリーズは割と良いイメージがあるので、導入前から実はちょっと気になっていたのだ。てな訳で、今回は店の扱いを含めて、今後の狙い目機種になり得るのか探っていこう。

開店から1時間遅れで店に着くと、設置3台のどれもがまだ手付かず状態。

まあまあまあまあ。今日は天気も悪いし、仕方ない。これから人気機種に育ってほしい。

釘状態としては、ヘソは大きくは見えないが、寄り釘はマズマズといった感じ。

全体的にはそこまで良くはないが、悪くも無い。

今後の客付き次第で、これがどうなっていくかですな。

カスタマイズは余計な予告は出さずに、当る時だけ何か起こる、シンプルかつモリモリな設定でライドオン。

最初の千円で26回まわるという上ブレからのスタートとなったが、まあ均して20回弱のギリ最低ライン。

そうこうしている内に90回転目にド派手な先バレから大当り！

からのSTもゲット。

ここは単発駆け抜けで終わってしまった。

が、右打ち中の注意点はなんとなく掴めた。

基本的にはベースとなる「P大海物語5ブラック」と一緒。

スルーチャッカーの状態は通り道にあるので気にしなくて良いが、このアウト穴が厄介。

これがアタッカーと電チューの手前にある上に、必ず絡む位置にあるので、A釘のマイナス(右向き)は致命的。

甘デジタイプなので、出玉の削りは期待値に直結する。

大当り中のワンツー打法はある程度の効果はあるが、出玉を結構削りやすい機種だという事は覚えておこう。

あ、電サポ中の止め打ちはロング開放したら基本2個打ち。

補足すると、保留の点灯状況に合わせて1～3個打ち。これでOK。

その後は、何度か当るもジワジワと投資が増えていく展開。

そんなに絶望的な振り分けではないので、やっぱり勝つ為にはLTにブチ込まんとダメですな。

そして総投資２万円目。

きたきたきた！

ようやくきた！

これで継続率約93％！

残保留含めて114回転で約1/41を引き続ければ良い簡単なお仕事。

……

残り60…

残り50…

おい、あれ、おかしい。

おかしいよ。

「左打ちしてください…左打ちしてください。」

いや、おかしいよ。そのまま駆け抜けやがった。この僅かな出玉を打ち込んで、泣きながらホールを後に。

…と思うじゃん？

残り30玉くらいの所からもう1度LTを引き直したー！

うほほ。26連チャン！！

やはりツボにハマると爆発力はある。

もうええでしょう。

大した期待値の台では無いので、上皿分の玉だけ打ってヤメ。

そこそこ安定＋爆発力という点では悪くないバランスの機種だと思うが、お店の扱いはこれからの人気次第。

これからに期待しつつ、海鮮丼でも食べて帰るか。