にわかがスロを語るとボロカスに叩かれるので怖くて震えているパチンコライターの過去記事はコチラから

私ジャイロはパチンコライターである。パチンコ攻略マガジンからキャリアをスタートし、現在はパチンコYouTubeチャンネル「ジャイロ技研」を運営中だ。

だが、実は4号機の花火からスロットもそこそこ打ってきており、特にノーマルタイプと呼ばれるものを好んで打ってきた。

現在はノーマル不遇の時代とよく言われているようだ。スマスロは簡単に万枚でるのにノーマルのBIGは300枚すら取れないのかって書き込みを何回見たことか。だが、私のようなライトユーザーのノーマル好きにとってはこの25年で今がもっとも良い時代なんじゃないだろうかと思っている。

獲得枚数が少ない？ いいんだよそれで。その分ボーナス確率も高いし、ボーナスが軽くなったのに1000円あたりの回せるゲーム数も4号機時代より遥かに多い。

ローリスクミドルリターンであり、いまのノーマルだと2万円もあればがっつり勝負できる。2万円なくなったらまずその台に希望は薄く、ゴーホームが可能。

高設定ならば、とくに6ともなれば新ハナビの場合だと平均投資は8000円前後（パチマガスロマガのシミュレーターから引用）であり、それでいてリターンは2000枚以上と充分。

こんなにいい勝負ができる台はないだろう。勝率もべらぼーに高い。スマスロは簡単にコンプすることもあるが6でも1日中投資が止まらず10万以上負けるなんてこともある。6の勝率が50%くらいだったりするんだから信じられないよ。

ノーマルは設定がわからねーと言われがちだが設定判別も意外とできる。そりゃAT機には負けるかもしれんが、新ハナビなら2以上確定演出や5以上確定役もあるし他にも小役で高低や偶奇も測れるので1日打てばだいたいわかった気になれる。ジャグラーこそボーナス確率以外はオマケ程度だが他にノーマルのメインを張るハナハナやディスクアップ2も設定判別要素が豊富だ。

4号機ももちろん設定判別はあった。それも小役カウンタ(カチカチくんのことじゃないよ)を使ってズバピタで設定いくつかがわかる真の設定判別だ。しかし、4号機花火だと設定5以上は判別できたが4以下はボーナス確率程度しか指針がなかったので今の方がわかりやすいはずだ。4以下だと微差のボーナス確率しか頼るものがなく判別は困難だった。当時は今よりかなり設定が入りにくかったのでイベントでもほとんど4以下だったしね。

そしてここが最大の理由！現在の高設定投入率が体感で過去最高であるという点だ。たとえばジャグラーが4種類設置されていたとしよう。その4種類すべてに高設定が投入されていることに期待できる、あるいは4種類のどこかに特別高配分な機種があるかもしれない、なんてことは4号機時代にも5号機時代にもなかった…と思う。

私はパチンコYouTuberだが、スロットの店内状況も収録しており、どこもジャグラーハナハナのどちらかはほぼ確実に高設定らしき台が投入されている！！

こんな良い時代に「ノーマルは不遇！」「ノーマルの獲得枚数を増やせ！」は良くないのである。ノーマルの仕様？が変わってBTなるものが準備中らしいがマジでやめてほしい。

それと、不遇なのは機械割であり、緩和を求めるなら獲得枚数ではない、機械割と短期出玉規制だ。

たとえビッグの枚数が400枚になったとしても割が同じなら結局期待差枚は変わらず、ただ荒くなるだけ。それはスマスロを見ればわかるだろう？

115％程度の機械割で当たり前のように万枚が出てしまうから高設定域の勝率も高くなくボコられることがあるのだ。

パチンコも同じ。同じ回転単価でも甘海やナナシー、クイーンなら堅い勝負ができるがLT機だと荒くなるだろう？

なのでノーマルは今のままでいいのだ。

会社帰りに3000円で遊べる、うまくいけば5000円～10000円に化けて飲み代にできる。

昔のハネモノのような感覚だ！最高だ！

新ハナビは目押しが少し難しいが2コマ目押しができれば1の機械割が102%もあるし店によっては2以上も入って結構狙い目だし、ハイパーラッシュやニューパル、このすばAなど楽しい(擬似)ノーマルもあるし、いい時代だと思わん？

ノーマルはずっとこのままでいいよ。むしろ、パチンコもスロットも荒いのばっかだから逃げ場が欲しいんだわ。

BTだかDTだかしらねーが既に世の中はVVVみたいな台だらけなのにノーマルまで荒くする必要ないだろうがよ。

みんなもスマスロばっか打たずにノーマル中心に立ち回って生活をぶっ壊すことなく楽しんでくれよ。

1週間で50万円負けた俺からのアドバイスだ……。