今回の更新は「へミニク第二十五話」。

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ホールを見渡してみると、もはや設置機種の半分以上がスマスロであることに気付く今日この頃。

更にそのうちの半分以上がいわゆる荒波スマスロ。今後導入される台も荒波スマスロ。世はまさに“空前絶後の荒波パチスロ時代”だと感じています。

この状況下、やりやすいかやりにくいかで言えば、個人的には「やりにくい」です。特にネックなのが、履歴やスランプグラフから高設定が分からないという点。ほとんどの機種が確定画面頼みになっています。

設定狙いが稼働の8～9割を占めている身としては、「確定画面が出ないと自信が持てない」という状況は正直好ましくないです。打つ前にある程度の根拠を持って打つとはいえ、どうしても台の挙動に頼る部分もありますからね。

根拠でゴリ押し出来る＝良い環境のホールで打てているというだけなので、その環境が崩れたら一気に路頭に迷ってしまうということなのだから。

さて、そんなことを言いつつも、荒波スマスロを設定狙いの選択肢から外すことも出来ない。ここを選択肢から外してしまうと、まともに稼働を維持することは無理でしょう。打たざるを得ないってやつです。

この日向かったのは6台並びで設定6という法則アリの某店。設定4や5ではなく、設定6なのが非常にありがたい。

ということで少し積極的に攻めてみる。確保したのは設定6なら現行機最高スペックだと思っているLヴァルヴレイヴ。

特定条件下を除けばペイアウトは120％overです。

するとこれがCZは軽いものの、決戦ボーナスが2連。個人的に設定6は革命ボーナスの比率が高いと思っているので（6割強）、これはややマイナス査定か。

ただCZ中の当たり方的に特定状況ではない旨を察したので、ここは押してみる。するとここで朗報。

二つ左隣のL炎々の消防隊から設定456確定画面。機種またぎで6台並びの可能性が生まれた形となった。

てことで打ち進めると、本日初の革命ボーナスがATに繋がり、引き戻しを挟んだのち超革命ラッシュが10連。ストックとレア小役に頼らないで超革命ラッシュが一度でも継続した場合（継続率による超革命ラッシュ継続）は、特定状況下を完全否定です。

その心配から解放されて勝負続行。CZの当たり方はなかなか良い。革命ボーナスとAT後は設定6でもモードA天井を喰らう可能性はあるのだが、モードAから脱出して良いモードをループする（浅いゲーム数でCZが当たり続ける）のはプラス挙動。この台も挙動は悪くないように感じる。

するとそこから革命ボーナス5連。懸念していた革命：決戦比率も5：2となった。更に本日二度目の超革命ラッシュに突入し、これがドライブ+200Gを含む1658枚で差枚数によるエンディング到達！

エンディング到達＝有利区間が切れることが確定するので、Lヴァルヴレイヴの設定６が猛爆する可能性を秘めた瞬間である。設定6は有利区間が切れたあとのハラキリドライブ率が他の設定と一線を画すレベルで優遇されています（体感6割強）。

…が、ここで最悪のAT継続失敗。継続しなかったら当然ドライブもありません。もう一度最初からやり直しです。

そして設定6であっても、ここからマイナス5000枚まで持っていかれてしまうのがヴァルヴレイヴの怖さ。頼むから早い当たりで有利区間切り(区間内の差枚数+1000枚超の状態かつ超革命ラッシュ中のハラキリチャレンジ突入で切れる）までいってくれ……。

特定状況下に変化（有利区間切れ後は移行する可能性あり）しないでくれ…と願いながら打ち進める。

すると今日のヴァルヴレイヴは機嫌が良い。CZ成功率、革命ボーナス比率、革命ボーナス成功率全てが絶好調。

革命ラッシュこそ継続しないが、コインを減らさずに超革命を待つことが出来ている。

そしてこの間に、右隣のヴァルヴレイヴが設定456確定。状況的に私の台も6台並び濃厚となった。

そして三度目の超革命ラッシュ。これは10連1578枚でEND。この間ハラキリドライブは無かったが、有利区間を切った後ではないハラキリドライブ（いわゆる野良ドライブ）は設定6でもそう簡単には来ない。

そして1578枚取れているが、区間内の差枚数は1000枚に届いていない。よってここでドライブが来ないのは自然と言える。なお区間内+1000枚に届く直前で終わるのはヴァルヴレイヴあるあるです。一つの壁です。

その後は229G→750G→287Gとハマって一気に出玉が削られる。この間決戦ボーナスのみ、一瞬で1500枚近く持っていかれてしまう。恐るべし。

話が変わったのはその後の革命ラッシュが超革命ラッシュに繋がって引き戻したあと。13連目のドライブ+100Gで恐らく切れた旨を察する。

こうなるとあとは1000枚出る→切れてドライブ→1000枚出るのループが続く限り、超絶最強爆裂マシーンのいっちばん楽しいトコロを思う存分に味わうことが出来る。脳汁が出続ける至福の時だ。

終わってみれば33連、うちドライブ9回で一撃8413枚ものクレジットを獲得。持ちクレも万枚、差枚も万枚オーバーである。

ということで今回は万枚出て良かったね…という話なのだけれど、このツモが生まれた切っ掛けは、炎々の消防隊で確定画面が出たからである。はっきり言ってそれが無かったら打ち続けていられたかどうか分からない。

つまり結局のところ、「確定画面頼み」の立ち回りであったと言えます。とはいえこちら側も「ここのシマはフル稼働しているから確定画面が見られるかもな」という前提で座ってはいるのですけれども。

もしこれが単品の高設定狙いだったら…まあ厳しいでしょうね。そもそも打ってすらいないと思います。やはり結果的には「ホールの法則頼み」「確定画面が出ることを前提とした立ち回り」になっていることは否めません。

荒波なのはまだ良いけれど、もうちょっと設定判別が効く台が増えてくれれば…と思う次第ではあります。それではまた次回！