特化ゾーンが大きく変化したのは2009~2013年の間!!
本サイトで大人気企画となっている「5号機ヒストリア」。最新記事まで再掲載し終わったことを記念して、ここからはしばらく特別編をお届け!
今回の特別編はパチスロ攻略マガジン2018年4月号に掲載された記事より、「上乗せ特化ゾーン」の進化について紹介。前回も紹介したが、今回はさらに詳しく解説。本誌独自の進化説を踏まえつつ、特化ゾーン進化の分岐点となった機種も紹介。これを読めばその歴史が丸わかり!!
パチスロを変えた発明 上乗せ特化ゾーンの歴史
現在のパチスロを語る上で欠かせない要素、上乗せ特化ゾーン。上乗せ高確、という形では2009年頃から登場していたが、特定の小役でゲーム数を上乗せする「上乗せ特化ゾーン」という名称で定着したのは2010年の「皆伝丸」から。一般的な知名度は高くなかったが、新しいゲーム性として以後のパチスロに大きく影響を与えたのだった。
その後、「緑ドンVIVA!~情熱南米編~」『パチスロ「モンキーターン」』といった機種のヒットにより、一般の打ち手にも上乗せ特化ゾーンが持つ爽快感や大量出玉への期待感が浸透。各メーカーはこぞって強力で斬新な上乗せシステムを開発していくことになる。さらには2012年の純増3枚AT機の登場も重なり、上乗せ特化ゾーンの進化は加速していったのだ。
多様な進化を大別すれば「特定役成立での上乗せ特化ゾーン」「毎ゲーム上乗せ特化ゾーン」「絵柄揃い高確率ゾーン」「OG連上乗せ」の4パターンと捉えることができるだろう。そこから各タイプの特徴を複合したものも登場し、上乗せ特化ゾーンのゲーム性はより奥深くなっていく。
当初はオマケ的な要素だったが、上乗せ性能が高まっていくにつれ、機種の代名詞へと価値が変化。出玉に与える影響も大きくなり「○○待ち」「○○を引かないと勝てない」と揶揄されるようなケースも増えていく。大量出玉の可能性が高まる半面、大敗のリスクも高まる時代へと移り変わっていた。
高射幸性という問題を抱えながらも、ART・AT機の爆発的進化は上乗せ特化ゾーンと共にあった。あのゾーンを引きたい、と思わせる力は発明といえるものだった。
特化ゾーン搭載が当然の時代へ突入!
定着する2011年までは高継続タイプや無限タイプが大量出玉へ繋がる要素として多用されていた。2013年以降は、登場するART・AT機のほとんどに特化ゾーンが搭載されることとなっていく。
様々なバリエーションに発展&進化
当ページの派生表は完全に僕(三宅ナビ)の好みの上で、勝手に分類させてもらったもの。当然ですが、各機種&各メーカーにおいては無関係ですので、パチスロオタクの想像のものとして捉えてもらえると。そんなワケで、大宴会モードから始まった歴史は、主に特定役(ベル以上とか)上乗せタイプと、毎ゲーム上乗せに分岐して進化した印象があります。
継続率管理で転落するまで毎ゲーム上乗せ、もしくは特定ゲーム数の間毎ゲーム上乗せ。安定かつ強力な性能で、多くの機種における「一番エライ」ポジションとなる。ちなみに、ビンゴの「ふぅあ!」は親戚だと思う。
※当該記事は2018年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
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