「月刊パチマガスロマガ」の最終号（2021年3月号）にて掲載された超大型企画「生涯BESTマシン」のWEB復刻版がこちら。

当時「パチマガスロマガライター」として活躍していた44名が、それぞれの「生涯一の神台」を選出。その愛をとことんまで語る企画となっている。

今回で19回目。「面白い」以外の理由で台を選ぶ男が選出したベストマシンは、玉の動きに一喜一憂するあのアナログ機！

「生涯BESTマシン」vol.1・しのけん編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.2・和泉純編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.3・松本バッチ編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.4・ドテチン編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.5・フェアリン編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.6・わるぺこ＆千奈里編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.7・助六編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.8・緑山淳＆七之助編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.9・レビン編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.10・菊丸・ウド茂作編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.11・シルヴィー編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.12・虚心坦懐・袴一平編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.13・トニー編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.14・ボンバー竜太＆真田シュン編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.15・りんか隊長編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.16・パンダ＆奏弥編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.17・ドラ美編はこちら!!
「生涯BESTマシン」vol.18・jin＆くまちゃむ編はこちら!!

いや、迷うわ！　パチンコってどの機種も基本的にゲーム性が同じだから、そんな飛び抜けて面白いって事がないんすよね。アナログ機くらいか、ゲーム性に幅があるのは。しかも俺の場合は「面白い」以外の理由で打つ台を選んでいるから、そこを問われると弱っちゃう。牙狼の金色も相当打っていたけど飽きなかったし、超韋駄天なんか今まさに大好きだし、天下一閃も天龍もアナログ機はメッチャ楽しかった。けど純粋に面白さだけならこれかな、鳳凰∞。

基本的に勝つ為にのみ打っているので、趣味打ちって過去20年間トータルで10時間もない。そして勝つ為には技術介入も必要だから、電サポ中(連チャン中)は常に行っている。だから、楽しく感じたとしてもそれは技術介入による玉増えや節玉の快感も含んでしまう。アナログ機もそう。役モノ内での玉の動きを食い入るように見て、玉がVに入りそうになったりするたび、一瞬一瞬ドキッとしたりヒヤッとしたりして楽しいけど、それは役モノの性能の高低に。つまり期待値の高低に繋がるから楽しいってのも大いに含んでいる。まあ、それも合算で「楽しい」と捉えていいんだろうけど、それを抜きにして楽しいんだよね、鳳凰は。

ラッシュ中1回転で当たるかハズレるかそれだけ。30秒という短くも長くも感じる時間、ただ見るだけ。まばたきをするのも勿体なく感じるあの30秒は、間違いなくパチンコ史上唯一の純粋に当たる事のみを願う極上の時間だと思う。ただ当たって玉が増える事を、当たって次の30秒を体感する事のみ願ってんだもん。色んな快楽物質がダラダラ流れてビショビショになった脳。連チャン中にそれが艶かしくテラテラに光っているイメージが湧くのは鳳凰だけかなぁ。