
皆さん、こんにちは!ジェイさん@発信する遊技機クリエーターです。
突然ですが、皆さんはリールが回っているとき、図柄ってどのくらい見えていますか?
実はこれ、パチスロの遊技機規則で「見えなければいけない」と定められているって知っていましたか?
図柄は見えなきゃダメ! その理由とは?
遊技機規則には「回転中の図柄は、おおむね識別できること」というルールがあります。
簡単に言うと、「完全にくっきり見える必要はないけど、なんの図柄かだいたいは分かるようにしといてね」ということです。
もしまったく見えなかったら、打ち手は運任せでボタンを押すことになります。それでは「遊技」とは言えなくなってしまうという観点からも、ここは重要なポイントなのです。
一方で、最近の機種は同一機種内で似たような図柄──例えばベル図柄など、見分けづらい図柄も登場しています。
たとえば「L東京喰種」では、異なるデザインのベル図柄が同一機種内に存在しています。
「なぜ同じベルでデザインが違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、これはATの仕組み上重要なパーツで、『L東京喰種』だけでなく全てのAT機で同様の仕掛けが搭載されています。
また、『ハッピージャグラーVⅢ』では、ピエロ図柄を2種類搭載することで、リーチ目のバリエーションに深みを持たせています。
プレイヤーからすれば、漠然と「ベル」や「ピエロ」と認識していればいいのですが、開発側では「おおむね識別できる」というルールに沿って、ギリギリまでこだわって図柄を設計しているのです。
実際、過去には「似すぎていて判別できない」と判断され、不適合(型式試験に通らない)になった例もありました。新台を打つ際には、そんな「似てるけど違う図柄」にも注目してみると、開発者のこだわりが感じられるはずです。
図柄同士が近づきすぎるのもアウト!
図柄のルールでもうひとつ大事なのが、「図柄同士が重なったり、近づきすぎたりしてはいけない」という点です。さらには、リールの背景模様と図柄が重なるのもNGです。実際、最近の試験では背景模様が図柄に0.3ミリかぶっていただけで、不適合になった例もあります。

4月導入の新台「Lうしおととら 白面決戦」では、3連図柄が特徴的ですが、あれも実は1個ずつ重ならないように別々に描かれています。このように、「1個ずつ離れて描かれているが1セットに見せる」というのも、リールデザインの見せ所のひとつで、細部まで作り込まれたデザインは、図柄の視認性というルールを守りながらも、プレイヤーに新しいゲーム性を体感させてくれる重要な要素です。
このように普段は見過ごしてしまうような図柄の違いやリールデザインに目を向けてみると、これまで気づかなかったゲーム性の奥深さや、攻略のヒントが見えてくるかもしれません。新台を打つ際は、そんな「細部」にもぜひ注目してみてください。
©KITA DENSHI
原作/藤田和日郎「うしおととら」(小学館刊) ©藤田和日郎・小学館/「うしおととら」製作委員会

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