6号機が登場しようとしていた2017年年末。5号機が幕を閉じるこの時にパチスロ攻略マガジン＆パチスロ攻略マガジンドラゴン誌上にて、大々的に始まったのがこの「5号機ヒストリア」だ。

すべての5号機を網羅していくこの企画。今回はその第2弾に突入。「パチスロ攻略マガジンドラゴン」2017年11月号に掲載された記事から2007年後半に登場した5号機全94機種を紹介。

超人気マシンからマニアック機種まで、そのすべてをここでチェック!!

2005～2006年①　②　③　④　⑤　⑥　⑦　⑧
2007年前編　⑨　⑩　⑪　⑫　⑬　⑭　⑮　⑯　⑰　⑱

2007年6月の終わりとともに、長く続いてきたパチスロ4号機の時代が終わりを迎えた。7月からは、ホールに設置されているパチスロが全て5号機の時代へ突入したのだった。

打ち手や業界関係者にも、完全5号機時代を不安視する声は多く、その理由のひとつは「5号機の低設定は出ない」というもの。ノーマルタイプやボーナス+RTタイプの5号機は設定に素直で、高設定なら安定した勝利が見込めるが、低設定域では夢が見られないということが、一般的な認識だったのだ。しかし、この年の夏に『パチスロ戦国無双』と『2027』といった、「低設定でも一撃数千枚出せる」ART機が登場したことで、状況が少しずつ変わっていく。

当時、多くのホールにおいてメインとなっていた機種は、『アイムジャグラーEX』や『リングにかけろ1』といったノーマルタイプやボーナス+RTタイプ。さらには『新世紀エヴァンゲリオン～まごころを、君に～』も、導入からすぐに人気機種として定着した。そういったホール状況の中、幅広いゲーム性や、設定不問の一撃性能を持ったART機が参入し、打ち手の選択肢が広がっていったのだ。

また、同年9月に型式試験の方式が変更されたことにより、それまでのルールを逆手に取って世に出てきたハイスペックマシンが実質的に封じられてしまう。そんな中、11月に日工組と日電協が警察庁に対して21項目の規制緩和を陳情するのだった。

ART中にXゲート絵柄が停止すれば平均50Gの上乗せとなり、ロング継続へ繋がっていく。ボーナス確率は重めのハイリスクハイリターンスペックだ。