虚心坦懐のGoing Underground、第83回。

今回は、つい先日発生した、「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」で21万発オーバーの出玉を吐き出してしまった事象に関するお話。

9/7に福岡県某ホールの「リゼロ鬼がかりver.」で、1G連が152連チャン！ 鬼がかった出玉となる21万500発のデータランプの写真がSNS上で拡散され、話題となりました。

不正基板説や狂ヒキ説、データランプの異常説など、色々憶測されていましたが、虚心の見立てでは、それらはいずれも間違っていると思っています。

では、真相は？

虚心なりに解説してまいりましょう。

※本稿は、ライター虚心坦懐が独自に調査した情報に基づいたものであり、編集部の見解とは一切関係ございません。

RUSH突入後、右打ち中は約1/99に当選することでアタッカー開放のための電チューが開き、そこに入賞することで大当りが開始する仕組み。

今回のケースを分析するにあたり、重要なポイントが2点あります。

それは、

①大当りの履歴が全て1G連チャンしている

②本機は●●●●●●で電チュー入賞させてもエラーが発生しない（と知人のホール関係者から以前、教えていただいた）

の2つ。

これらの根拠から、不正基板や狂ヒキなどではなく、何らかの不具合で電チューが閉らなくなってしまい、結果、右打ちされた玉が毎回、電チューに拾われV入賞。1Gでの大当りを引き起こすことになったと考えられます。

実際、前述のホール関係者も、ここのセキュリティーの甘さには以前から目をつけ…いや、心配しておりました(笑)。

実は、数年前にも他メーカーの某機種で、Vのフタにあたる電チューが開きっぱなしなってしまうロットが数台全国にあり、虚心はキャバ嬢の尻並みに追いかけ回していたことがありました(笑)。

まあ、その話はいつもの連載でそのうちするとして、今回の「鬼がかりver.」も、こういった不具合が原因かと思われます。そう言えば、つい最近も、朝イチ、●●●●●●で電チュー開放しちゃっていた某機種もありましたね…。