担当(以下・担)『今考えると、高設定狙いをするための根拠の面では、なかなか厳しい時代とも言えますね』
しのけん(以下・し)『いや、それがそんな事もなくて。今回取り扱ったタイムクロスAに対しても言えるんだけど』
担『どういう部分でですか?』
し『ほら、液晶を活かした設定変更判別あったでしょ』
担『あ…あ~ありました! なんでしたっけ? 原始ステージが関係あったような…』
し『そうそう。4種類ある通常ステージのうち「原始ステージ」だけ設定変更後に移行しないから、前日高設定挙動だった台に原始ステージ仕込んで立ち回ってた』
担『思い出しました。懐かしいです』
し『こういう機種の特性を突いた変更判別もあったからなんとかなった。まぁ、前日出なかった高設定は翌日据え置いてくれる、そんな人情溢れるホールが多かったからこそ活きた変更判別だけどね』
担『今みたいに“特定日以外は高設定が入らない"みたいなホールばかりじゃなかったからこそ可能ですよねぇ』
し『前回述べたけど、翌日に前日差枚が出た台の設定を張り出してくれるホールも出てきたりして、今でいうホールイベントがジワジワ増えてきたのもこの頃だった』
担『ボーナス出現率だけで設定の高低を見極めるノーマルタイプが増えてきたとしても全然なんとかなっていた理由が理解でいました』
し『そもそも高設定域の機械割が高かったし』
担『確かに』
し『例えば、今回扱ったタイムクロスAの設定6の機械割は確か114%くらい』
担『いい時代です…』
し『なんだけど、メーカー発表の設定6の機械割は108.5%なんだよ』
担『確かに。当時のメーカー発表機械割は技術介入無しでの算出でした』
し『今だとメーカー発表より実際の機械割が低くなるのは当たり前なのに、この頃は逆だった。そんな点から、ホールが高設定を入れる事に過敏にならなかったところも少しはあるんじゃないかなぁ…と』
担『いやはや、今とは真逆な形でメーカー発表値が信じられない時代でしたね(笑)』
し『液晶搭載機が増えてきたとは言え、液晶関連の技術も発展途上だったからさ。今回のタイムクロスAしかり、そこら辺の隙を突いた設定推測や変更判別なんかを模索するのも楽しかったなぁ』
担『この頃はパチスロの変化が著しかったですからね、変化があったからこそ、隙も生まれやすかった…と』
し『今の自分は新台に対して「少し用心」的な思考だけど、当時は「新台は摸索し甲斐アリ!」って、打つのが楽しみでしかたなかったし(笑)』
担『懐古的になりすぎるのも良くないですが、振り返ってみるとやはり魅力ある機種が多かったと言えますね』
し『そんな良きパチスロの時代を通ってこれた事に感謝だねぇ』
次回喰うならやらねばSIDE-Bは8月12日掲載予定!
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(C)YAMASA
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