沖海5、リアル鬼ごっこ、バカボン……最近の機種は特にステージが強い、入賞率が高い機種が多い。

この原因は俺が思うに2つある。

まず1つは、回転率の予測を難しくするため。

ステージは台ごとにクセがあり、入賞率に差がある。

なので、ステージの依存度が高ければクセの依存度も高くなり、クセを見抜かないと回転率の予測が立たなくなる。

つまり釘を見ただけで予測するという行為が困難になるわけだ。

もう1つは釘シートの問題。

現在(本来は昔から)、「釘は概ね垂直」と規定されている。

逆に言うと「概ね垂直である」と思われる範囲の釘の状態なら、釘チェックに用いられる釘シートからはみ出ないわけだ。

ワープはほんのちょっと釘の状態が変わるだけで、通る玉の増減がかなり変わる。

つまりステージの依存度が高い機種でワープがほんのちょっと悪いと、回転率も大きく悪くなるという事に繋がる。

釘シート内での回転率の変化を可能にする為に、ステージの依存度が高い機種が増えたのではないか。

以上2点が、俺が想像するステージ依存度が高い機種が増えた理由である。

それに対応するために、今回はコチラ！

風車周辺やこぼしポイント程に差がある店は少ないが、ワープが悪い店は全体的に悪い傾向がある。

見逃していて、途中で「あっ！ワープ悪いじゃん！」となってしまう事もしばしばなので、打つ前にしっかりチェックする事をオススメします。

一般的なゲージのワープは、水色や緑の釘で差がついている場合が多い。

水色と緑を横から見比べて、水色の方が下がっていたり緑が上がっていたりすると悪い状態。

上から見て、水色が左向きや緑が右向きでも悪い状態。

ステージの依存度が高い機種では、ワープの「ちょい悪」だけで十分に「回らない台」となり得るので、注意が必要だと思う。