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【パチスロの闇】本当に取引されていた「セット打法」の値段

【パチスロの闇】本当に取引されていた「セット打法」の値段

はじめに

虚心坦懐のGoing Underground、第122回。

 


 

4号機時代の裏モノ(Bモノ)には、セット打法が通用するモノが多数あり、裏基板をホールに販売する一方で、一部のプロ集団などにそのセット打法を販売する鞄屋と呼ばれる裏の仕事人がおりました。

鞄屋さんとは、出玉的に元気のなかった台を、ドーピングによって元気にしてしまうパチンコ・パチスロの闇医者的な存在で、いつも鞄を携えて登場することから「鞄屋」と呼ばれるようになりました。

今回は、そんな鞄屋が扱っていた「セット打法」は、一体いくらで取引されていたのか?について、当時有名であった大東音響の裏モノ名機「キングガルフ」を例にお話していきたいと思います。

この値段を知れば、現在ネット上にて、ほんの数万円で売られている情報商材など詐欺に他ならない、ということが分かっていただけるでしょう!

キングガルフ(大東音響/1996年)
キングガルフ(大東音響/1996年)

「キングガルフ」とは!?

大東音響から発表された4号機パチスロ。BIG確率1/287~1/240、REG確率1/528~1/287。兄弟機には同時期登場したダブルベリー等があり、図柄配列がおなじであった。

しかし、これらの機種は、設置されていた台のほぼ全てが裏モノであった。

攻略法のお値段と詳細は!?

こちらの「キングガルフ」のセット打法のお値段は、1グループで800万~1200万円くらいでした。金額は付き合いの度合いで変化していたそうです。今のパチンコ業界の機歴みたいなものでしょうか(←違う)。

内容は、セット手順、それが有効な台の設置店、パネル下に貼ってある型番の数字及びロットの情報となっていました。当時は「キングガルフ」の裏モノと言っても数種類存在していたため、こういった細かい情報がないとセットが効かない裏モノにあたる可能性が多かったのでした。

まとめ

当時はホールも多かったため、一日に数軒でセット打法を使うことにより15~20万円程度は日当を稼ぐことが可能だったので、仮に10人未満のグループで購入した場合でも余裕で情報料を回収できました。

現在でもネット上に怪しい攻略ネタが数万円で売られていたりしますが、ホンモノの攻略ネタはそんな値段で取引されることなどほぼ100%ないのです。

そして、仮にこういった流出厳禁なネタを契約を破って他者に漏らしたりした輩は、その後、不思議なことに行方不明になっていたんですよね(怖)。


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