
<FREE's archives #96>
当連載<FREE's archives>では、過去に掲載された『パチマガスロマガFREE』の記事の中から、特に内容の濃かった&反響の大きかった記事を改めてご紹介します。
はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第37回。
今回は、以前から「設定Lって、使う店がほとんど無いのになんであるの!?」など、DMや直接聞かれることが多かったので、この「設定L」について詳しくお話していこうと思います。
「設定L」とは!?
「設定L」とは、AT機及びART機を対象とした、設定1をも著しく下回る回収力の高い設定。機械割は概ね80%前後。
以前までは、パチスロの設定は6段階の機種が通常で設定6が最も優遇され、設定1が最も冷遇されたものとなっていた。そして、最低の設定1でも機械割は97%前後になっていた。
しかし、2021年5月に登場したベルコの6.1号機『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』で初めて設定1の機械割を大幅に下回る「設定L」が発表された。

「設定L」の存在理由とは!?
ズバリ解答すると、保通協の型式試験におけるAT機、ART機での4つある出玉試験(シミュレーション試験)対策のため。
試験は、対象となる出玉が1番出ない設定と1番出る設定でほぼ行われる。爆発力のある機種を試験に通すには、設定6が誤爆してしまうのは仕方がないが、設定1までが誤爆して試験を落ちてしまっては世に出せなくなってしまう。つまり、この最低設定の誤爆を避けるために登場したのが「設定L」なのだ。
「型式試験」とは!?
型式試験には、
① シミュレーション試験(小役の取りこぼしなく打った際の状況を検査)
② ランダム試験(押し順等も適当に打った際の状況を検査)
③ 市場打ち試験(完全攻略時の状況を検査)
④ 下限試験(ペナルティーなどを考慮した状況を検査)
…以上の4つをクリアして初めて、ホールへの設置が可能となる。
そして、①の試験では400Gで機械割220%までとか、1600Gで機械割150%まで等、さらに細かい規定が決まっているため、誤爆し辛い「設定L」が必要となるわけだ。
まとめ
設定Lとは、メーカー努力の元、より爆発力のある機種を世に出すために生まれたもの。虚心は人気の「スマスロ北斗の拳」の設定Lを打たせてもらったことがあるが、ATでのナビ回数が半分くらいカットされていて、1回のATでの獲得枚数は通常の半分くらいとなっていました。
確かに、こんなの打たされたらラオウより先に数十人の諭吉が昇天しますね(笑)。
(c)BELLCO
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