【パチスロ】史上最もつまらない台を作ってしまったメーカーの今

【パチスロ】史上最もつまらない台を作ってしまったメーカーの今

あのメーカーは今!?③ IGT

はじめに

虚心坦懐の「あのメーカーは今!?」、第3回。


4号機時代、トリコロール色をモチーフにしたAタイプ「トリコロール96」や技術介入度の高い「ダイナマイト」、大型版権の「ターミネーター」など、数々のヒット機種を生み出したIGT

トリコロール96(IGT|1996年|4号機)
トリコロール96(IGT|1996年|4号機)
ダイナマイト(IGT|1999年|4号機)
ダイナマイト(IGT|1999年|4号機)

虚心的には「エイリアン」と「信長の野望」には、たいへんお世話になりました(笑)。

信長の野望(IGT|2003年|4号機)
信長の野望(IGT|2003年|4号機)

そう言えば、4号機、5号機時代「信長の野望」と言えばIGTだったけど、2017年に出た「信長の野望」はエキサイト(ニューギン系)からの登場でしたよね。

そんなIGTって、今はどうなっちゃたの!? という疑問に今回はお答えしていこうと思います。

IGTとは

IGTジャパン株式会社は、アメリカのスロットマシン製造会社・IGTの日本法人として、1993年に「ベガスガール」を発表、パチスロ業界に参戦しました。販売に関しては、SANKYOが担当していたそうです。

ベガスガール(IGT|1993年|4号機)

しかし、これがあまりにも辛すぎるスペックから出目制御までめちゃくちゃな台……。日本のパチスロメーカーの開発力には遠く及ばず、全くヒットしませんでした。その上、セキュリティ対策も甘かったため、体感器攻略までされる始末。のちに対策はされるも、不人気のためすぐに販売終了となりました。

そのまま新台の出ぬまま3年の月日が経ちます。IGTはこの時間で驚きの進化をみせました。アークテクニコの開発スタッフと製造ラインをIGTに移籍させたのです。アークテクニコは「アニマル」の大ヒット後、御上のオコで「ワイルドキャッツ」を最後にパチスロ事業から撤退していました。その力を自社に取り入れたのでした。

そのような流れを経て、1996年に漸く2作目となる「トリコロール96」を発売。これがヒットし、前作の悪評を払拭することに成功しました。その後も大量獲得機の「ポッパーキング」、B-500タイプの「エルビス」、シュワちゃんのBIG図柄がインパクトある「ターミネーター」など順調に世に送り出しました。

ポッパーキング(IGT|1998年|4号機)
ポッパーキング(IGT|1998年|4号機)
出川のパチンコ
エルビス(IGT|1998年|4号機)

2004年には、サミーと業務提携し、初のSammy筐体となるストック機「ザ・ターミネーター」を発表します。しかし、5号機時代に入り売上は低迷。そして、遂に5号機「夢幻の如く」を発表した2010年、日本のパチスロ市場から撤退を発表したのでした。

まとめ

結構、好きなメーカーだったので、勝ち負け度外視で「夢幻の如く」を打ちに出かけたことを今でも覚えています。

夢幻の如く(IGT|2010年|5号機)
夢幻の如く(IGT|2010年|5号機)

最初に出た「ベガスガール」が歴史に名を刻むレベルでつまらなすぎたことも逆の意味で強烈なインパクトがあったな(笑)。

そんな中、かつて貯金方式の裏モノをよくハイエナしていた「ワイルドキャッツ」の開発陣がIGTに移籍したことで、見違えるような機種を作れるメーカーになり、この時、開発陣の偉大さを初めて識ったものでした。

(C)2003 KOEI Co..Ltd. All Rights Reserved. illustration : Tsuyoshi Nagano
(C)本宮ひろ志/集英社/FIELDS

担当ライター

                   
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