
はじめに
右打ち時の性能を表わす『モードTY』とは!?
モードTYとは、業界用語で「確変やRUSHに入った際の平均払い出し個数」のことで、台の出玉力のポテンシャルを示す数値となります。つまり、この数値が高ければ高いほど、確変やRUSH時の爆発力がある機種ということになります。
CR機とP機のモードTYを比較してみよう!
では早速、人気シリーズのCR機とP機のモードTY値を比較してみましょう。
| CR機とP機の人気シリーズ機 モードTY値比較表 | |||
| CR機 機種名 | モードTY | P機 機種名 | モードTY | 
| CR大海物語4 | 5733個 | P大海物語5 | 6248個 | 
| CR牙狼XX(初代) | 9452個 | P牙狼GOLD IMPACT | 8768個 | 
| CR牙狼 魔戒ノ花 | 8476個 | 
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| CR花の慶次(初代) | 7584個 | P真・花の慶次3-黄金一閃- | 8774個 | 
| CR真・花の慶次 | 8502個 | 
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| CRエヴァンゲリオン10 | 7251個 | Pゴジラ対エヴァンゲリオン | 8735個 | 
| ぱちんこCR真・北斗無双 | 6791個 | P真・北斗無双Re:319ver. | 6799個 | 
| CRF.機動戦士ガンダム | 8774個 | PF.機動戦士 | 8742個 | 
※「モードTY値」は、パチマガスロマガモバイルから引用。
…と、このようにCR機時代よりも現在のP機の方が確変やRUSH時の爆発力が上がっている機種が多いのです。牙狼シリーズでさえ、初代は別格としても、「魔戒ノ花」よりも「GOLD IMPACT」の方がモードTYは高くなっています。
1/399の機種より、1/319の機種の方が爆発力があるのは、一見不思議に思えますよね。しかし、その分、確変やRUSH突入率や突入しなかった場合の出玉が冷遇されているため、結果、P機はMAX機より波が荒くなったのです。
投資スピードと金額が増えた!!
さらに、MAXタイプのCR機時代はヘソ賞球が3個メインだったのに対して、昨今のP機はヘソ賞球が1個メインとなったため、投資スピードが速くなりました。
次に、「スペックが甘くなったため、期待値が同じでも初当りまでの平均投資額が増えた」ことについて、以下の数値を見ていきましょう。
| 回転率がボーダーラインちょうどだった台の初当りまでの平均投資額 | ||
| 機種名 | 等価ボーダー | 初当りまでの平均投資額 | 
| CR大海物語4 | 19.3回転/千円 | 16529円 | 
| P大海物語5 | 16.9回転/千円 | 18876円 | 
このように、海シリーズ一つをとっても、平均投資額に2000円以上の差が出るのです。ボーダーの甘い機種が多くなったため、ホールが以前と同じ機械割で扱ったとしても、初当りまでの投資金額が増えてしまう結果となるのです。もちろん、その分、戻りも大きくなったので、結果、波が荒くなったわけです。
まとめ
以上の通り、以前のMAX機よりも現在のパチンコの方が波が荒くなったことが分かりますね。この知識を頭に入れた上で、想定外にお金を使いすぎちゃったなどということにならないように気を付けましょうね。



