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【不安】パチプロなんだけど将来大丈夫?

【不安】パチプロなんだけど将来大丈夫?

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる様々な疑問をバッサバッサと斬り捨てて、何となく解決する連載「それはきっとこういう事情」。

今回のお題はシンプルに「パチプロ(スロプロ)なんだけど将来大丈夫?」というもの。

取扱いかたを間違えると灯油なみに燃えるテーマですな。

慎重にいきましょう。

これは先に言っちゃうと「やることやっとけば大丈夫」というのが答えになります。

そしてその「やること」というのが今回のテーマ。

真面目な話をすると世の中にはパチプロよりもずっと不味い遍歴の人であるとか、それに近い状態の人がいっぱいいる。

というか人間誰しも「働いていれば安泰」なんてことはなく、例えば事故や病気で働けなくなったり、会社自体が倒産しちゃったあと再就職で躓く事だって全然あります。

要するに今回の話は特定の職業のひとに限ったことじゃないんですな。

パチプロはまだ恵まれてるのかもしれない

将来(老後)のためにやるべき事は無数にありますが、そのなかでも頻繁に言われるのは「資金形成(貯蓄)」と「マンション購入」の2つ。

「年金の支払い」というのもあるんですけどこれは当然のことなので除外しときます。

払ってない人はまずそこからですね。

んで資金形成についてはラッキーなことにパチプロは手ずから稼ぐ事ができるのが非常にでかい。

パチプロには定年がありませんからね。

おそらくはパチンコというものが存在する限りはそれと同時に存在し続ける職業でしょうし、そういう意味では「自分でメシを食べる分くらいは生涯自分で稼ぐ」ことができるというのは、パチプロという職業(?)の大きな強みです。

さて、「老後には2000万円の貯金が必要だ」という話があります。

もはや常識みたいになっちゃってるのですが、これが何を指すかをちゃんと調べたことがある人は実はそんなに多くないと思うので一回説明しときます。

これは令和元年に金融庁が発表した金融審議会の報告書のなかの一節です。

正確な意味は「老後30年間で2000万円の資金が【不足】する」というもの。

【不足】というのが重要で、要は収入よりも大きな支出があって、それが30年間で累計2000万円になるよ、という意味。

要は「老後の赤字額は月5万です」って言ってるのと同義なんですねこれ。

それを穴埋めするためにNISAとかiDeCoとかをやりましょう!っつってるわけです。

つまりじいちゃんばあちゃんになっても年金にプラスして月5万を稼げる人にはあんま意味ない話であり、パチプロなんかは上で書いたように「自分でキャッシュを作れる」のが大きな強みなので、実はこの「老後2000万問題」については意外と平気だったりします。

繰り返しますが老人になるまでに2000万必要、って意味じゃないですこれ。

多くの人はここを履き違えて「2000万円貯金しなきゃ!」って節約マインドに傾いてるのですが、若い時分の消費を抑えてまでいつまで続くか分からん老後に金を回すというのはネガティブがすぎる考え方であり、それよりも老後に稼ぐ手段を考えたほうが全然前向きです。

そういう意味で、多くの主婦や定年退職後のじいさまが頭を悩ます「副業」や「バイト」について考えなくてもいい、という意味では、パチプロは将来の悩みが一個消えてるんですな。

これはパチプロという生き方がもつ、人生における数少ない明確な利点のひとつです。

とはいえ、最後寝たきりになって稼働できなくなったらどうすんねや、という心配もあるでしょう。

はい、WHO(世界保健機関)は生物学的な寿命のほかに「健康寿命」というのを提唱しており、日本の厚労省もそれに倣っています

健康寿命というのはざっくり「日常生活がちゃんと送れてる期間」を指し、これが日本人男性の平均でだいたい73歳とかそのへん。

一方で生物学的な寿命が平均で81歳とかなので、つまり平均的な日本人男性は最後の8年くらいの期間、パチ屋に行くのがキツいか、あるいは行けないのです。

この「健康寿命」と「生物としての寿命」の差をどう埋めるか、というのがパチプロにとっては何よりも大事であり、冒頭の「パチプロだけど将来大丈夫?」という問いに対する答え「やることやっとけば大丈夫」のひとつめの「やること」もここに着地します。

そう、パチプロが老後のためにはるべきこと、それは「身体を鍛えること」です(真面目)。

病気とかでしょうがない事もあるのですけど、パチプロという職業を選び続けてる時点でもう「ギリギリまでホール稼働する」というチキンレースに乗っちゃってるのは間違いない。

退職金もないですし、多分貯蓄も(会社員より)少ないでしょう。

だったら唯一の利点である「自分で稼げる」という強みが活かせる期間を少しでも長くするのが鉄則です。

そのためにも、健康的な生活に気を配りましょうね。

可能であればマンションを買いたい

そしてもうひとつ将来のために「やること」が「マンションの購入」です。

老後のためにこれが必要なのはどんな職業でも一緒ですが、特にパチプロは達成難易度がクソ高くなるので計画的に進めたほうが良いでしょう。

そもそもパチプロはなかなか引っ越しが出来ないのは御存知の通り(マジ)。

これ実はライター業も同じなんですけど、これのせいで「住処のトラブル」に見舞われたり大変な目に遭ってるひとは結構おおいと思います。

若いパチプロですらなかなか部屋が借りられないのに、年嵩になったらこの難易度がさらにハネ上がってヘルモードに突入するのは想像に難くありません。

いま借りてる部屋に一生住めばええやんけと思うかもしれませんが、その考えはハーゲンダッツより甘いと言わざるをえない。

爺様婆様になると更新断られますからね普通に。

したがってパチプロこそ「一生住める部屋」を買うべきです。

もちろん、その考え自体には多くのパチプロが到達するのですが、実際に部屋を買った人は多分2割くらいだと思われます。

理由は簡単、パチプロではローン審査が絶対に通らないから(ライターも通らねえ)。

したがって部屋ゲッツのためには「現金一括で買う」か「嫁に住宅ローン組んで貰う」の二択しかないです。

4号機時代から活躍してるパチプロを含めると現金一括でマンションを買ったぜというひとも復数知ってますが、今の時代はあんまり現実的じゃないんで俺は後者「嫁名義方式」を強く推奨。

ペアローンもだめです。

かたっぽがパチプロだと嫁まで落ちるんで、旦那の名前は表に出さないようにしましょう。

あとはもう、住宅ローンのためだけに一時的に会社勤めして住宅ローンを通す、というのもアリかもしれない。

嫁探しからやんなきゃいけない人や、また嫁名義の家に棲むのに抵抗がある昭和の男はそっちでも別にいいかもね。

なんにせよ、都会の方だとたぶん賃貸より住宅ローンのほうが毎月の支払額が安く済むんで、どうせ死ぬまで住むぜと思ったら無理やりでも買っちゃったほうがいいと思います。

というわけで「パチプロなんだど将来大丈夫?」に対応する答え「やることやっとけば大丈夫」の「やること」の2つ目はこれ。

嫁を説得して家を買わす事! 以上!

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ライター・あしの氏が当コラムにてお答えさせて頂く…かもしれません。

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